ぬりえサロンは、10月18日(木)に開催されますが、キャンセルがあり、2名様の参加が可能になりました。ご希望の方はお早めにお申し込みをお願いいたします。
左:大島万友美さんの作品 右:大島千枝さんの作品
万友美さんのドレスは華やかな黄色。テープがスパンコールで、キラキラしていて素敵です。
千恵さんは、今回はとても色が明るく、華やかです。花束が豪華作られていて、大変素敵です。
千葉さんの作品
赤のドレスが大変豪華です。何色かの赤がありますが、うまくマッチしています。髪飾りもカチューシャのようで可愛いです。
ひさよさんの作品
ひさよさんもドレス前面にデコをされています。ドレスにポイントがあるので、花束はさらっと塗られて、メリハリをつけています。背景が照明があたっているような感じで素敵です。
富塚さんの作品
紫のドレスがリボン飾りとともに大変豪華です。花束も華やかに仕上がっています。
館長の作品
いつも紫系が多いので、今月は緑色のドレスにしました。紫と緑の組み合わせがすきなので、裾のレースには紫をもってきました。花束はちょっと散漫になりましたが、髪飾りのバラが気に入っています。
どんな風にデコレーションしようかと考えるのがとても楽しいです。塗るのはちょっと大変ですが、貼る時間になるとワクワクいたします。
是非皆様も一度デコぬりえ®をしに、いらしてください。
9月はドレス姿の歌手のぬりえをいたしました。
お蔭さまで、デコぬりえ®が好評で、12席が満席のぬりえサロンとなりました。
9月は、一瀬講師が担当してご指導くださいました。
白のレース使いとドレスのビーズが品良く仕上がっています。さすがに背景や顔のぬり方が陰影があって素敵で、舞台の上で歌っている感じがでています。ぬりえの文字の上の丸い、ちょっと大きなビーズも素敵ですね。
左:和久野さんの作品 右:赤木さんの作品 (お二人とも初めてデコぬりえ®参加)
和久野さんのドレスはパールやブルーのビーズ類の扱いがとても上手です。ドレスの上の星のキラキラも素敵です。
赤木さんのドレスは黄色です。ドレスの上の蝶々やお花などドレスをカラフルにデコされています。
左:奥田さんの作品 右:佐生さんの作品 (お二人とも初めてデコぬりえ®参加)
奥田さんは紫のドレス。ドレスの裾のピンクのレースや縁取り、リボンの上の花などの
デコの扱いが素敵です。髪飾りのお花も可愛いと思います。
佐生さんの赤いドレスには、うすいピンクのリボンで大きなリボン飾りを飾って豪華な感じになりました。花束もバラの花でデコって、ドレスに負けず豪華です。
多田さんの作品 (初めてデコぬりえ®に参加)
ピンクとブルー、赤で纏められました。優しい色合いで、ドレスのフワフワ感がでています。
相田さんの作品
今回ドレス前面にレースを飾ったのは、相田さんとひさよさんのお二人でした。真っ赤なレースに赤いバラの花がとても素敵です。髪にはお揃いのバラをつけています。
デコぬりえ®は2回目の方ですが、思いっきりドレスを豪華にデコってくださいました。赤のレースにバラの花やリボンが素敵です。花束も上手に塗りとデコを使い分けて、素敵なに仕上がっています。
Posted: Nurie : 12年09月22日 | ぬりえサロンギャラリー
9月の一瀬講師の作品。ステージのライトに浮かび上がる歌手のような雰囲気がでています。ドレスのデコはとても上な白のレースと赤いリボン。又ドレスの上にビーズがちりばめられています。ぬりえの文字の上に丸いちょっと大きなビーズがついているのも面白いですね。
Posted: Nurie : 12年09月22日 | ぬりえサロンギャラリー
「高齢者福祉センターでも人気のきいちの少女たち」と題しまして、高齢者の方々が楽しんできいちのぬりえを塗っている様子が紹介されています。
大勢の方が、それぞれの色で月に一度、きいちのぬりえを楽しんでいらっしゃいます。
詳細は、こちらから。
7月7日(土)
ありがとうございました。再度伺いたいと思いました。
是非、是非またいらしてください。(館)
7月8日(日)
心が洗われる思いです。 from佐倉 アラフォー♂
男性の心にも響くきいちぬりえなんですね。(館)
う~ん なつかしい~。
ご来館されるほとんどの方が「なつかしい~!」ですよ。(館)
7月22日
デザインを学んでいる学生です。すごくかわいくてレトロなぬり絵を沢山みれてうれしかったです。また来たいです。 M&Y
デザインの刺激になりましたでしょうか。どうぞまた遊びにいらしてください。(館)
石のまき市から 石川
おばあちゃんを初めご家族で遠くから来てくださって、大変ありがとうございました。(館)
7月29日(日)
とても、かわいくて、なつかしいです。また、ぬりたくなりました。Keiko
そうですね。本当に可愛いですね。(館)
なつかしいです。とても可愛い女子たちで、またぬり絵がしたくなりました。芳江
たまには、ぬりえもしてみてください。(館)
8月5日(日)
念願かなってやっと来ることができました。貴重な絹絵もみれてとても良かったです。
8月からは10周年の記念企画展で、きいちの美人画やぬりえの少女を描いた絹絵など珍しいものを展示しています。ご来館ありがとうございました。(館)
とても楽しかったです。ぬりえを始めたら、いつのまにかとても集中している自分に気がつきました。(田中)
ぬりえをしている時の一番のいい点は集中力が挙げられます。集中した後の気分もさっぱりして気持ちがいいですね。(館)
10周年おめでとうございます。やっとおれました。楽しかったので、また来ようと思います。うさこーひー ひらた
ご祝辞、ありがとうございます。振り返れば、あっという間でした。ぜひ、またいらしてくださいね。(館)
8月25日(土)
ぬりえときせかえを見に伺ったのに、「出雲の阿国」から目が離せませんでした。暑い中、来てよかった! 葛飾区 中里
何周年かの企画展でないと美人画を展示いたしませんので、見れてよかったですね。本当に今年の夏の暑さの中をご来館、ありがとうございました。(館)
子どものころ、大好きだった花嫁さん、色をぬっては、よく壁にはって楽しんでいました。
もう手元にはないけれど、心の中にた~くさん残っています。
ここに来て、あっ!これっ!と再度出会えた喜び、うれしくなつかしかったです。ありがとうございました。 葛飾区 さとりん
9月9日(日)
ぬり絵が大好きな娘2人(5才、3才)も大喜びでした。とても楽しかったです。
お嬢さんにも喜んでいただけて、嬉しいです。(館)
たのしかった あつみ 5才
またママと遊びにいらしてくださいね。(館)
町屋という町に初めてちゃんときました。実家は新田と近かったのですが。
私にも4歳の娘がいまして、時にぬりえを一緒にやります。
子供は楽しんでやっています。ぬりえがこれからもなくならにでしっかりと時代が変わっても残さなければいけない物だと思います。
そうですね無くならないように、残していきたいと思っています。(館)
ドレスの色は爽やかなブルーです。今年は残暑も厳しかったので、涼しげなブルーになったのでしょうか?花束の色合いが素敵な組み合わせですね。(館)
火鉢に火鉢の下の座布団、そういえば昔こういう色合いのものがあったようなと思い出しました。炭火の火が真っ赤で目に留まりました。(館)
6月2日
きいちせんせいのぬりえはとてもかわいらしくて、いいぬりえでした。これてよかったです。
きいちは今見ても可愛らしいですね。(館)
凄い思い出になりました。心がやすらぎました。
こちらこそご来館いただきまして、ありがとうございました。(館)
6月3日
きいち先生のぬり絵は、幼稚園時代(昭和30年前半)から大好きでした。なつかしくて、とても幸せな気持ちになりました。きいち先生に大感謝です。今でも50数年前に裸電球の下でぬり絵に色をぬっていた自分を思い出します。
今日は大変幸せな日となりました。ありがとうございました。八王子市 田中あい子
田中様とは同年代のようです。あの頃に一生懸命にぬっていたときも幸せだったのでしょうね。(館)
小学校入学前に大好きだったぬり絵が、この絵だったことを知りました。夢いっぱいだった幼時期を思い出し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。どうもありがとうございました。
すきなぬりえがきいちのぬりえであることが分かって良かったです。(館)
6月16日
多摩から来ました。とても癒されました。ニコニコマーク。またぬりえしに来ます!!
是非ぬりえをしにいらしてください。(館)
5月3日
思い出をありがとう。峯岸千恵子
こちらこそ美術館にいらしてくださいまして、ありがとうございました。(館)
時々、きいちのぬりえをぬっています。博物館にこれてうれしいです。
きいちのぬりえを塗ってくださいまして、こちらこそありがとうございます。また遊びにいらしてください。(館)
私も小さい頃、このぬり絵を何枚集めてぬったことが。大事なぬり絵紙は、ぬってしまうのがもったいなくて、保管し続け、結局ぬらずに終わってしまったものも・・・
優しいタッチで、少女(弱者)をなごますのは、やなせさんに通じるものがあります。
本屋さんで、ぬり絵を見たとき、思わず2冊買いました。便箋?コピーして使っています。
(シールも)これからも展示、続けてください。
ぬりえの楽しみのひとつに、「集める」コレクションをするというのもあると思いますよ。何人もの方に、集めてとっておいたという声をお聞きしています。(館)
5月4日
心がやすらぎました。素敵な空間をありがとうございました。
ぬりえ美術館の中は、昭和お30年代の時間が流れているのだと思います。それはやはり絵の力だと思っています。(館)
5月5日
ぬりえときせかえ、特にきえかえが大好きだった私は30年代、毎日毎日きせかえをして、大事にきれいな菓子箱にしまって、何箱も持って居ました! きいち先生に育てられた幼少期が今、私の色彩感覚や意識にあり、原点でもあります。ありがとうございました。(横浜のまーちゃん)
ぬりえ派ときせかえ派がいらしたようですね。まーちゃんはきせかえ派だったのですね。きいちの色合いも影響しているのですね。(館)
懐かしい可愛らしいぬり絵を見て、子供の頃を思い出しました。有難度うございました。(横浜から中島)
5月6日
ひさしぶりにぬりえをしました。夢中になって、日常を忘れます。きせかえも小さい頃大好きでよく遊びました。今度は母と一緒に来たいと思います。
ぬりえは不思議に集中してしまいますね。是非お母様とご一緒にいらしてください。きっとお話が弾むことでしょう。(館)
5月12日
完成から北物です。ぬりえや、きせかえで遊んだ子供の頃をなつかしくおもいだしました。とてもうれしくたのしい1日でした。ありがとうございました。感謝!! 68才昔の女の子
ぬりえ美術館では、すぐに子どもこころに帰ることができる場所ですね。楽しい1日になってよかったです。(館)
5月19日
なつかしさでいっぱいです。小さい頃、大好きだったぬり絵、色を考え、ぬり方を工夫して一生けんめいにあそんだことを思い出しました。そしてきせかえ人形・・・ありがとうございました。よいひとときをすごすことができました。
大人になるあいだにいつしかぬりえって、忘れられてしまうものですが、ぬりえ美術館に入った瞬間に、一気に子どものころの思い出がワ~と出てくるようです。いい時間を過ごせてよかったです。(館)
5月26日
親子で思い出があるぬりえ、着せ替え、いい時代に楽しみました。今日は3人で来ました。ありがとうございました。
ぬりえや着せ替えを通じて、いい時代を過ごされましたね。(館)
5月27日
主人がぬり絵をしてました。(真剣そのもの)(主人は40)たのしかったです! 35才
お二人で一緒に楽しめてよかったです。(館)
4月1日
今日は、ぬり絵を見た瞬間に子供の頃を思い出し幸せ一杯でした。
ぬりえ文化が次に世代に伝わっていくようにと祈りたい一日でした。ありがとうございました。
ぬりえ⇒子どもの頃⇒幸せな時 と繋がっていくのですね。ぬりえ文化のために私も頑張っていきたいと思います。(館)
懐かしさでいっぱい。入ったときから昔を思い出すことになりました。ありがとうございました。
こころゆたかな幸せな気持ちになっていただいて、良かったです。(館)
久々に実家に帰ったら近所にこんなすてきな美術館が。娘達もぬりえに夢中で、やっていました。ありがとうございました。
ご近所さんですから、また帰っていらしたときにはお立ち寄りください。(館)
とても面白くて、ぬりえに夢中になっちゃいました。
ぬりえをしてくださって、ありがとうございました。また遊びにいらしてください。(館)
4月9日
大変なつかしく、拝見しました。私の家の(多分、天袋)にあると思います。今度さがしてみます。
ぬりえが残っているといいですね。是非探してみてください。(館)
4月28日
本日は誠にありがとう!!ございました。又、後ほどお伺いさせていただきます。
大島万友美、大島千枝
あれから、「大人のぬりえサロン」に参加していただきまして、大変ありがとうございます。これからもお時間がありましたら、デコぬりえ®にチャレンジしてください。(館)
4月29日
懐かしいぬりえがいっぱい。うれしくなりました。心暖まる絵、夢と希望を与えてもらった少女時代を思い出しました。ほんとうにありがとうございます。
何もなかった時代に育ったものとしては、ぬりえに描かれたような世界が身近にありませんでしたから、きいちのぬりえから夢と希望をもらったのですね。(館)
2012年2月26日
妻がても感激しかり、一度見に行こうと言われ、今日は夫婦で来ました。感激しました。岡谷市 小口
何回かご来館いただき、心に留めていただきまして、有り難うございます。(館)
私は昨年東京に上京し、現在ぬりえを作る仕事をしてます。今日は「きいちのぬりえ」を見れてとても感動です。
私の原点がここにつまってるんですね。勉強させていただきました。
小さな子供たちの夢を広げるようなぬりえをつくっていきたいです。
明日からまた頑張ります。
現在ぬりえを作るお仕事をしているなんて、すばらしいですね。子どもって、ぬりえが大好きですから、夢中になる楽しさをもったぬりえを作っていただきたいですね。(館)
3月3日(土)
小さい頃おばあちゃんに、きいちのぬりえを買ってもらい、夢中でぬって遊びました。
「きいち」って何だろう、とよく思ってました。(大人になってから判明)。
おばあちゃんの思い出がきいちのぬりえだったのですね。「きいち」が漢字で書いてあれば、人の名前かしらと判りますが、子ども向けにひらがなでしたから、意味不明でしたね。(館)
とても楽しか~た! また来ま~す。とてもおもしろかった。1時間半ぐらい、ぬりえをしましたよ~!
3月10日~11日のスポーツセンター行きたいと思います。
ぬりえにはまった!最高! (西)
楽しかった~~~!また来たいです!1時間以上ぬりえしたよ。3月10日~11日のスポーツセンターにいけたらいきたいです。(華月)
お友だち同士で、ぬりえを大変楽しんでくださって、こちらもとても嬉しいです。(館)
3月4日(日)
目白(学習院下)から都電に乗って来ました。5才の息子が最近戦車ものにハマっており、沢山ぬり絵をして楽しんでいました。飯田
息子さんと一緒にご来館くださいまして、有り難うございました。男の子もぬりえが大好きな子がいます。集中力がでていいのではないでしょうか。(館)
3月10日(土)
念願かなって来館できました。ステキな施設ですね。真野征夫
せっかくのご来館でしたが、産業展で留守をしていまして、お目にかかれなくて、残念でした。(館)
3月11日(日)
50年も前の自分の姿がとてもなつかしく思い出されました。ほのぼのと、やさしい気持ちになり、ありがとうございました。 小野真智子
素敵な感想をありがとうございました。(館)
3月17日(土)
ぬりえがたのしかったです。あときせかえもたのしかったです。またいきたいです。
どうぞまた遊びにいらしてください。(館)
3月18日(日)
ぬりえの原画、楽しませていただきました。特に感心したのが、力士の原画です。両横綱(大鵬、柏戸)とも、微妙な陰影のつけ方で肉体を立体的にみせていたのには感心しました。多分ポスターカラーだと思いますが、これだけの力量に、蔦谷喜一の画力を見せられました。またじっくりと見てみたいです。 橘浩一
いつもご来館ありがとうございます。初めて原画展を開催しましたが、見ていただけて本当によかったと思います。(館)
三重に、友人からはがきが来て、上京の折、都電にものって来館。ようございました。
美対かず
遠方よりご来館いただきまして、ありがとうございました。葉書を送ってくださいました、ご友人にも感謝いたします。(館)
3月20日(祝)
63才 念願のきいちの美術館に主人、娘、孫(双子5才女)と来ることが出来ました。昔、隣の駄菓子屋さんでよくぬりえを買って遊びました。孫たちも楽しんでいる様でよかった!
ご一家でご来館くださいまして、ありがとうございました。お孫さんもきいちのぬりえを塗って楽しんでくれたことも嬉しいです。(館)
3月25日(日)
きいちさんのぬりえはとてもきれいでかんどうしました。 7さい つむぎ
今回展示しているのは、ぬりえが入っていた袋の表紙の絵の原画でしたので、色鮮やかで、きれいだったのでしょう。(館)
子どもの頃をおもいだしてなつかしかった。
来館者のほとんどの方が、同じ感想をもらしますね。(館)
3月31日(土)
大阪から春休み中にきました。ぬり絵や工作が大好きな年長さん(4月から小学生)と
今度年長さ息子と1才4ヶ月の息子がいます。細かい部分も熱心にする娘に来てよかったです。それに、レトロな味のある喜一さんの作風が素敵です。永盛紗永、太一、船太
大阪からのご来館ありがとうございました。細かいこともお好きなお嬢様は集中力がついていると思いますので、小学校でも楽しく過ごせることでしょう。(館)
『海外ぬりえ』研究室 No.9
今月は、フィンランド編です
今月はフィンランドのぬりえをご紹介いたします。
フィンランド共和国は、北ヨーロッパに位置する共和制国家で、北欧諸国のひとつであり、西にスウェーデン、北にノルウェー、東にロシアと隣接する国です。首都はヘルシンキ。
1994年にEU加盟し、2000年にはユーロを導入しました。
2004年度に行われたOECD(経済協力開発機構)のPISA(学習到達度調査)では日本や韓国、香港などの教育熱の高い国や欧米先進国を抑えて学力世界一を誇っている国です。
学力世界一の国、フィンランドでは、ぬりえがどのようにされているのか2008年に調査に行ったことがあり、ぬりえ本を購入してきました。
フィンランドといえば、誰もが「ムーミン(Muumien)」を思い出すのではないでしょうか。そこでムーミンのぬりえ本をご紹介いたします。
本屋さんの店頭には数多くのムーミンのぬりえ本が販売されていました。ムーミンをキャラクターにしたグッズ類も様々なお店で販売されています。フィンランドの通訳さんもムーミンのミィーがプリントされたTシャツを着ていましたが、大人の人が来ていても可愛いプリントTシャツでした。ムーミンはフィンランドの国家的なアイドルのようです。
そのほかに「長靴下のピッピ」のぬりえ本もありました。物語からぬりえに展開するぬりえ本があるのだと一つ発見しました。
その他、少女であれば誰もが好きなお姫様のぬりえ本です。冠を頭につけるお姫様や舞踏会のドレスアップをするお姫様、王子様に貴族、道化師など王宮での生活を描いたぬりえ本です。
「ピッピ」と「お姫様」のぬりえ本はコンピューターではなく、手書きで描かれていますが、手書きタイプのぬりえは久々に見るもので、珍しいとおもいました。
フィンランドでは「幼稚園」ではなく、「保育園」と呼んでいますが、保育園は学校ではないので、勉強や技術的なことは教えないそうです。ですから保育園ではぬりえを自由にしていますが、園児の自主性にまかせていました。
ぬりえだけでなく、フィンランドの教育では、個人の自主性を育む教育に力をいれていることを実感しました。その点が、学力世界一になった大事な点であると思いました。(館)
今月のエントランス
タイトル: 『あきのよる』
年代:昭和30年代 作者:きいち
おしゃれをして、すすきの前に座る女の子。秋の夜長に浴衣を着てお月見です。ススキを描くだけで日本の秋を感じることができます。
2012年は、金環日食や金星日面通過等を代表として、空がにぎやかな年ですね。
今年の月は、きれいに見えることでしょう。
ぬりえ美術館メディア情報
荒川ケーブルテレビ「あらまるNEXT」にて、ぬりえ美術館の「大人のぬりえサロン」が
紹介されます。
日時:9月10日(月)~16日(日)
地デジ10チャンネル11:30~/15:00~
地デジ11チャンネル6:00~/8:30~/13:30~/22:30~
【展示室のご案内】
8月~10月の館内展示は10周年記念企画展として、きいちの絹に描かれた美人画や童女画など珍しい作品を展示しています。
「ぬりえ体験コーナー」もありますので、ぬりえを塗って楽しんでください。
残暑が厳しい9月ですが、街のウインドーは秋の深い色合いが美しい装いに模様替えをしています。気持ちだけは季節の先取りで、秋の気分を楽しみたいものです。今年の紅葉狩りの計画を立てるのもいいかもしれませんね。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:こすもすがきれい
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
9月のエントランスは、お花がテーマのぬりえを展示しています。
コスモスは、風に揺れる姿が儚げで大変可憐なお花です。きいちはコスモスの花が個人的には好きと言っています。
最近は街道沿いや公園にコスモスが植えられて、観光名所となっている地区もあるようです。
浜離宮恩賜公園、鴻巣市の荒川河川敷のコスモス街道、稲毛海岸の千葉市花の美術館、横須賀市長井海の手公園ソレイユの丘等など、東京、埼玉、千葉、神奈川県には上記以外にも沢山のコスモスの名所があるようです。
秋の高い、晴れた空の下で風に揺れるコスモスには気持ちも癒されるような気がします。ぜひ今年の秋の行楽の計画に入れてみてはいかがでしょうか。
コスモスの花言葉は、「乙女の真心」「乙女の愛情」。コスモスの和名は、「秋桜(アキザクラ)」といいますが、それは秋に咲いて、赤・ピンク・白といった色合いで桜のような形をしているため、秋桜と命名されたと言われています。どこまでも桜好きな日本人が秋にも桜のような花を愛でたいとコスモスに秋桜と名づけたのかもしれません。コスモスは秋の季語にもなっています。
先に述べたように、きいちは個人的にはコスモスが好きと言っていますが、ぬりえの絵の背景の中に沢山描いたものは、「桜」だと言います。「さくらが一番多く描いた花じゃないかな。色もそうだけれど、五枚の花びらのバランスがとれている感じが好きなのね。基本的には花はなんでも好んで描くんですが、さくらやコスモス、梅、ガーベラなど、どちらかというと一重の花が好きかな」と「わたしのきいち」(小学館刊)の中に述べています。一重の可憐な花が好きなきいちですが、日本的な花ばかりでなく、ガーベラなども入っているところは、きいちのモダン好みが現れているようです。(館)
お時間がございましたら、日暮里に遊びにいらしてください。
1.筑豊田川物産展と炭坑節&東京音頭盆踊りの夕べ
日時:9月2日(日)午前11時~午後8時
内容:田川の物産販売、世界記憶遺産山本作兵衛氏の絵の展示
*炭坑節&東京音頭盆踊り大会は、午後6時から。
主催・問合せ:サンマークシティ日暮里商店会・慶野 ☎090-3109-0756
2.荒川フードフェスティバル
日時:9月9日(日)午前10時半~午後4時
内容:もんじゃ体験、ステージ、自然エネルギークッキング等
主催・問合せ:社団法人東京青年会議所荒川区委員会・中野 ☎090-1429-5389
3.にっぽりマルシェ
日時:9月22日(祝)・23日(日)10月20日(土)・21日(日)午前10時~午後5時
内容:物産販売、ステージショー
主催・問合せ:日暮里まちづくり実行委員会・慶野 ☎090-3109-0756