東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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カテゴリー:館長室から
ぬりえ便りに関係なく、館長としえて何か発信したいときに書かせて頂いています。

ありがとう 「ぬりえ美術館」開館19周年

20200206Josei-seven_s.jpg2002年8月に開館し、あっという間に今年19周年を迎えました。


これも偏に皆様方のご支援の賜物と心より御礼申し上げます。

 

昨年、今年とコロナの感染防止ということで臨時休館が多々あり、残念ながら企画展を始め作品を見てもらえる機会が少ない残念な年でした。

 

その反面、家庭内に自粛する時間が多くなり、ぬりえに触れてくださる方が多くなったことは嬉しいニュースでした。

 

今年はオリンピックが開催され、海外の選手たちが様々な日本の良さについてインスタグラムなどを通じて発信をされていましたが、私たちは自国の素晴らしさを他国の人たちを通じて知ること、気が付くことがあるのではないかと感じました。

 

日本の素晴らしさは幾つもありますが、日ごろ自分たちは当たり前のものとして過ごしているので気が付かないでいるのではないかと思います。

 

ぬりえ美術館は、昭和20~30年代の「きいちのぬりえ」を展示している小さな美術館ですが、きいちのぬりえの中に描かれた世界は、そんな日本の素晴らしさ、良さを描いているぬりえだと思います。
きいちのぬりえは、日本の文化を描いているぬりえです。

 

きいちのぬりえが描かれた時代から60年余りたった今でも、当時の少女だけでなく現代の子どもたちにとっても「可愛い」と感じてもらえるのは、きいちのぬりえに描かれた少女たちが普遍的な可愛さ、日本的な美をもっているからでしょう。

 

これからも荒川区町屋の小さい美術館ですが、「きいちのぬりえ」の魅力を発信していき、ぬりえ文化に貢献していきたいと思っています。

 

今後共ご支援、ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。

 

 

2021年8月
ぬりえ美術館 館長 金子マサ

Posted: Nurie : 21年08月21日

「ぬりえ美術館」おかげさまで15周年

2002年8月に開館したぬりえ美術館は、今年で15周年を迎えることが出来ました。
これも偏に皆様方のご支援の賜物と心より御礼申し上げます。

2002年開館当時、展示什器をすべて埋めることができないほどの作品数でした。その後多くの方々にご寄贈いただくとともにコレクションともあいまって、今では年2回の企画展とその間の常設展を安定してご覧頂けるようになりました。

2002年12月「散歩の達人」(交通新聞社刊)記事ぬりえ美術館開館のきっかけは、
①私がぬりえ作家、蔦谷喜一の姪(父の姉が喜一の妻である)であることから身近にぬりえの世界があったこと。
 

②1990年代よりネットの普及により日本のマンガやアニメ、又可愛い文化が世界的に人気を博するようになり、きいちの描く日本のぬりえも日本の文化かもしれないと考えるようになったこと。
 

③昔はただの紙だったものが、時を経て、伝えていきたい価値あるものになってきたこと。
等から開館いたしました。


2002年8月22日「朝日新聞」開館後2006年に高齢者の脳の活性化に良いと大人のぬりえブームがあり、10年後の2016年には若い世代向けに「秘密の花園」という細密画のぬりえが流行し、子どもから大人までぬりえをするような時代になりました。ぬりえも進化しています。


開館時ぬりえを寄贈していただいた方には、「原石がダイヤモンドになった」というお言葉をいただきましたが、これからもきいちのぬりえを伝え、多くの方々に見ていただいて更に輝きをまし、ぬりえ文化に貢献していければと思っております。
 
今後ともご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
 

                 ぬりえ美術館 館長 金子マサ

Posted: Nurie : 17年08月02日

哀悼

昭和30年代の人気俳優として、きいちも高倉健さんをぬりえに描いておりました。


高倉健さん、ありがとう。
心よりご冥福をお祈りいたします。

Posted: Nurie : 14年11月22日

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