東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

トピックス

9月の臨時休館のご案内 (19/08/03)

9月21日(土)と22日(日)は、都合により休館とさせていただきます。何卒ご了承のほど、宜しくお願いいたします。

秋の企画展のご案内 (19/07/28)

「麗しのきいちのぬりえ」~令和の時代も、きいちのぬりえ~
8月3日(土)~10月27日(日)まで、秋の企画展を開催いたします。昭和10年代のフジヲ時代のぬりえやきせかえ等を展示いたします。
ご来館をお待ちしています。

GW中の開館日のご案内 (19/04/27)

GW中も開館日は、土曜日、日曜日のみですので、4月27日(土)、28日(日)、5月4日(土)並びに5日(日)の開館となります。ご来館おまちしています。

第9回ぬりえコンテスト入選作品 8/3で、おかげ様で17周年

新着情報

9月の美術館ニュース(2)

きいち千夜一夜 No.9 

今年はきいちの生誕105年に当たります。
これにちなみまして、「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介したいと思います。

「それからきせかえを描いていておもしろかったのはバッグの色なんですが、オレンジや黄緑などの中間色を使うと余りうれゆきがよくなくてね。赤や青といったほうがだんぜん受けがいい。”きいち”の絵には、やっぱり原色が似合うってことなんでしょうね」


お金が入れば、暮らしぶりは当然派手になる。喜一も例にもらず、贅沢を極めるような生活にのめり込んでいくのである。
もっとも彼の場合、賭事や女性に走るわけではなく、散財の中心はあくまでお稽古事だったのだが・・・・
茶道、華道、長唄、三味線に日舞、特に昭和二十六年、三十七歳で始めた日舞には力を入れ、四十歳には名取となって、師匠から「花柳喜一」の名をもらった。


日本舞踊を始めたきっかけは一人娘の美絵子だった。喜一は美絵子のことをことのほかかわいがり、彼女が三歳になるのを待って日舞を習わせるが、大事な娘の送り迎えはどうしても自分がしないと気がすまない。最初は娘のために稽古場までの道のりを往復するだけだったが、稽古場風景を眺めている間に、すっかり踊りに魅せられてしまったのである。それにしても四十を過ぎて、しかも男性で名取になった例はそう多くはないだろう。

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9月の美術館ニュース(1)

9月、長月になりました。夜が長くなるところから長月。季節の移り変わりを日の長さや風に感じたりします。秋になると太陽から月に眼がいくように思います。

 
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
   

  
タイトル:おふろOfuro
作  者:きいち
年  代:昭和10年代


9月のエントランスは、「昭和10年代のぬりえ」を展示しています。

素敵なタイルのお風呂に入っている女の子二人。お風呂はタイルですが、風呂桶と椅子は木製です。こんなところにも時代の移り変わりが見て取れます。


日本人のお風呂好きは昔からのことですが、ぬりえの中にきいちはこの絵と同じようなお風呂に入ったぬりえを何枚か描いています。子ども同士やお母さんと一緒、お人形と一緒等など。生活の一場面として、日本人の生活の中には必ずお風呂があったからでしょう。そしてお風呂の中に必ず人との交流が生まれていると信じていたからではないでしょうか。
日本には「裸の付き合い」という言葉もありますね。

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8月の美術館ニュース(2)

きいち千夜一夜 No.8 

今年はきいちの生誕105年に当たります。
これにちなみまして、「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介したいと思います。


「きせかえは私自身が復活させたかった。当時、ぬりえと違ってきせかえは下火でしたからね。実際の人形遊びも楽しいけれど、紙の世界にも昔からこんな遊びがあるんだと、子供たちに知ってほしかった」

きせかえについては、B4程度の大きさのものを石川松声堂と山海堂、それぞれに毎月四枚ずつ納めた。ぬりえはジンク版という金属の板に特殊な墨を遣って絵を描くまでが喜一の仕事。描いた部分が腐食するので、それを印刷するのだ。五色刷りの袋の場合は、喜一が加味に五色で描いたものを、職人がそれぞれの色に描き分けてからから印刷するが、いずれにしろぬりえはそれほど喜一の手をわずらわせるものではなかった。

しかし、きせかえとなるとそうはいかない。人物や洋服の型をおこして、一つ一つ紙の上に置いては寸法を取っていく非常に手間のかかる作業だ。できるだけ余白を少なくして、さまざまな要求を盛り込むことも大切で、喜一のきせかえにはお洒落な洋服や着物に混じって、ブーケや帽子、ハンドバッグ、人形といった多くの小物が添えられていた。

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8月の美術館ニュース(1)

夏休みをいかがお過ごしですか。8月の暑い日には、涼しい場所で過ごしたいものですね。ご自分の家の周りに、快適に過ごせる場所があるといいですね。ぬりえ美術館の中庭は小さいですが、アジュガやアマビリスなど緑が一杯ですよ!

 
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
   


タイトル:かわいいことりさん
作  者:きいち
年  代:昭和30年代


8月のエントランスは、「楽しいお遊戯」をテーマにしたぬりえを展示しています。
幼稚園や小学校の学芸会などでお遊戯をしたことを楽しかった思い出として、思い出すことはありませんか。
幼稚園児のまだ小さい子どもでも、練習をすれば全員でいっしょにお遊戯ができるようになるものだと、感心をいたします。

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美術館便り 8月~10月合併号

きいち生誕105年
蔦谷喜一の生誕105年をお祝いします。
「麗しのきいちのぬりえ」
2019年8月3日(土)~10月27日(日)

蔦谷喜一の生誕105年を祝いまして、秋の企画展「麗しのきいちのぬりえ」~令和の
時代もきいちのぬりえ~と題しまして、昭和10年代のフジヲ時代のぬりえやきせかえ等を
ご紹介いたします。
 
ぬりえというものは、不思議なもので、小さい頃には夢中になってしていたものですが、いつしか大きくなるにつれて忘れられてしまうもののような気がします。それが、大人になって、何十年も前のことなのに、「ぬりえ」という言葉を聞いたり、見たりしたときに、突然昔に戻り、そういえば時間も忘れて塗っていたことがあった、と思い出すものなのだと思います。

きいちは「ぬりえは、子どもの心を育む遊び」と言っています。子どもにとって大切な「こころの宝物」を昭和、平成そして令和の時代にも残して、日本の文化の一つとして、きいちのぬりえを伝へ、ぬりえ文化として残していきたいと願っています。
今後ともきいちのぬりえにご支援を賜りますよう宜しくお願いいたします。


1.秋の企画展
秋の企画展では、戦前にきいちがアルバイトとしてぬりえを描いていた時代、フジヲのサイン名のぬりえときせかえをご紹介いたします。


1)フジヲ時代
喜一とぬりえの出会いはある日突然やってきた。昭和十五年、喜一が二十六の時だ。
「川端時代の友人で、画学校を途中でやめて家業の製本屋を継いだ男がいたんですけど、
彼がひょっこりやって来て、いきなり言うんです。“ぬりえの仕事を持って来てやったよ。
こんな仕事は、僕はばかばかしくてできないけど、君ならちょうといいと思ってさ“・・・」

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