東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

トピックス

春の企画展のご案内 (21/02/27)

「春はあけぼの」~やうやう白くなりゆくやまぎわ~
蔦谷喜一が晩年に描いた童女画の絹本を展示いたします。
開催期間:3月~5月 土・日開館

3月のご案内 (21/02/27)

緊急事態宣言により3月7日(日)まで臨時休館をしておりますが、解除されましたら「春の企画展」を3月13日(土)より開催する予定です。
政府より解除のご案内があるまで、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

臨時休館延長のお知らせ (21/02/08)

いつもぬりえ美術館にご愛顧を賜りまして、大変ありがとうございます。
現在臨時休館中でございますが、緊急事態宣言の期間延長を受けまして、臨時休館を3月7日(日)まで延長させていただきます。

今後の営業に関しましては、都度ホームページなどでお知らせしていく予定です。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご了承の程宜しくお願いいたします。


第11回ぬりえコンテスト入選作品

8/3で、おかげ様で18周年

新着情報

3月の美術館便り(2)

《弥 生》
P1190010-640.jpg長唄「鏡獅子」の中の御小姓の弥生が正月六日のお鏡曳きの余興に、上様の御所望で踊ることになる。
舞が最高潮に達し、弥生が獅子頭を手にすると、どこからともなく蝶が飛んできて、獅子頭は蝶を追ってひとりでに動き出す、という場面を描いた美人画。
この後、弥生は獅子の精となり、勇壮な姿を見せ、獅子の毛ぶりを見せる。
日本舞踊が好きであったきいちならではの作品である。


《桃子ちゃんのはごいた》
P1210020-640.jpg小学館発行の「わたしのきいち」の表紙につかわれた絵である。


《桃子ちゃんのおひなさま》
P1220033-640.jpg続けて、桃子ちゃんのために描いたおひなさまの絹本。


《春よこい》
P1220035-640.jpg着物に赤いちゃんちゃんこを着た幼子。春が待ち遠しくて外にでてきたのでしょうか。


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3月の美術館ニュース(2)

《きいち千夜一夜 No.26》

2021年も引き続き「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介をしてまいります。


【きいちのブーム再び②】

長谷川の手元にある程度作品が集まってみると、今度はぬりえを描いている喜一本人に会ってみたくなった。今でも絵を描いていいるとすれば、喜一をアーティストとして、広告に起用することも可能に思えたからだ。しかし、山海堂や石川松声堂と言った発売元はとうにぬりえからは手をひいてしまっていて、きいちの行方はようとしてしれない。交流のあった人間を辿り、喜一の家を突き止めるまでには、かなりの時間を要した。


昭和四十七年、同僚の喜一ファンとともに長谷川が最初に喜一宅を訪ねた時、彼は埼玉県、上福岡市の小さな借家に住んでいた。表札のそばに花柳流の看板がかけられていたのが印象深かった。突然訪ねて来た長谷川たちに、喜一は"今は日本画家として肖像画などを描いている"というと、長谷川が思い描いていたイメージからはかけ離れた、老人の肖像画を見せた。ある会社からの依頼で、社長の肖像画を描いているということだった。


その時の様子を喜一はこう回想する。

「突然電話がかかってきて、これから絵を見に行っていいかってことでしたよ。訪ねてきたのは確か、女性が一人に、男性が三人くらいでしたね。女性のファンならわかりますけどね、男性が多くてね、ちょっと驚きました。それに、いい大人が私の絵を見るたびに歓声を上げるんです。なんだか不思議な気がしましてね。子供ならわかるけど、大人がなぜこんなに喜ぶんだろうって」

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3月の美術館ニュース(1)

3月の声を聞くと、桜の便りが聞かれるようになります。今年は福岡がトップで3月18日、東京は21日だそうです。コロナの状況によって、お花見ができるかどうか分かりませんが、遠くからでも眺めたいものです。


《ぬりえのこころ -今月の一枚- 》

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。


うたって おどってタイトル:うたって おどって
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

3月のエントランスは、「歌って 踊って」と題しまして歌やダンスがテーマのぬりえを展示しています。

「うたっておどって」と聞きますと、子どもの頃の学芸会や体育の時間が思い出されます。
歌を歌っていると、体が自然に動くことを感じます。足を音に合わせて、トントンと踏んでいたり、手をたたいていたりして、気持ちまで弾んできます。
 昭和10年代にはぬりえ美術館の町屋辺りには、長唄のお三味線が流れていたそうです。20年代には歌謡曲がラジオから聞こえていました。

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3月の美術館ニュース(1)

3月の声を聞くと、桜の便りが聞かれるようになります。今年は福岡がトップで3月18日、東京は21日だそうです。

コロナの状況によって、お花見ができるかどうか分かりませんが、遠くからでも眺めたいものです。

《ぬりえのこころ》 -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

うたって おどって題  名:うたって おどって
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

 3月のエントランスは、「歌って 踊って」と題しまして歌やダンスがテーマのぬりえを展示しています。
「うたっておどって」と聞きますと、子どもの頃の学芸会や体育の時間が思い出されます。
歌を歌っていると、体が自然に動くことを感じます。足を音に合わせて、トントンと踏んでいたり、手をたたいていたりして、気持ちまで弾んできます。
 昭和10年代にはぬりえ美術館の町屋辺りには、長唄のお三味線が流れていたそうです。20年代には歌謡曲がラジオから聞こえていました。

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Posted: Ziromin : 21年02月27日 |

3月の美術館便り(1)

令和3年春の企画展

「春はあけぼの」
~やうやう白くなりゆくやまぎわ~
蔦谷喜一が晩年に描いた童女画の絹本を展示いたします。

2021年3月13日(土)~5月30日(日)

きいちは子どもの頃から得意なことと言えば、絵を描くことだったが、絵描きを目指すきっかけになったのは、上野の美術館で帝展を見たときのことであった。たおやかに舞う女性を描いた。

山川秀峰の「素踊」に心を奪われたからである。山川は鏑木清方の弟子で、伊藤深水の兄弟子に当たる人物。細やかな描写に加え、女性の豊かさを清潔な色香が匂いたつような作品に心底見せられてしまった。と同時に、それまでくすぶっていた自分の夢がハッキリと姿を表したような気がした。

彼が目指したものは「美人画」である。あるいは高畠華宵のような売れっ子の挿絵画家である。

そこで喜一は、勉強の場に、文京区春日にあった川端画学校を選んだ。当時川端は絵を学びたいという人を受け入れる一方で、芸大志望者がデッサンを学ぶ美術学校進学への予備校的存在でもあり、基礎を徹底して学ぶには絶好の場だった。
 
川端学校を3年ほどで卒業すると、今度は有楽町の日劇の前にあるクロッキー研究所に通いはじめる。クロッキー研究所は、裸婦デッサンを中心に訓練する場で、プロとして活躍する人を対象とした学校だった。きいちはここに夜間だけ行って、7~8年通い続けた。

昭和15年、きいちが26歳の時、ぬりえとの出会いがある日突然やってきた。「川端時代の友人で、画学校を途中でやめて家業の製本屋を継いだ男がひょっこりやって来て、"ぬりえの仕事を持って来てやったよ。"」とこれできいちのぬりえが始まった。その当時は、虞美人草の主人公の名前から名付けた「フジヲ」で描いた。

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