ぬりえ美術館屋

東京都荒川区町屋

ぬりえ美術館

トピックス

第10回ぬりえコンテストは終了いたしました (19/11/02)

10月に開催しておりました「ぬりえコンテスト」は、10月31日(木)で締め切りいたしました。
沢山のご応募を頂きまして、大変ありがとうございました。
これより厳選な選考をいたしまして、来年1月より館内に展示をいたします。それまで今しばらく、お待ちください。

11月から開館時間が早まります。 (19/10/27)

11月~2月まで、開館時間は11:00~17:00迄(最終入館は16:30)に変わりますので、どうぞご注意願います。

第10回ぬりえコンテスト締め切り迫る! (19/10/26)

10月2日より開催のぬりえコンテストの締め切りが10月31日(木)と迫ってまいりました。
残り僅かな日程ですが、どうぞ頑張って作品を完成して、ご応募ください。
お待ちしています。

新着情報

ぬりえときせかえを寄贈していただきました

11月2日(土)、横浜の金子規子様より、お姉様がお持ちであったぬりえときせかえを寄贈していだきました。きせかえファンであったのか、箱一杯にカットされたきせかえが入っていました。
昭和30年代の袋入りぬりえで、ぬりえ美術館が保存していないぬりえも沢山あり、新しいきいちの一面を皆様に見ていただけるのではないかと大変嬉しく思っております。
金子様、大変ありがとうございました。



Nurie : 19年11月09日 | 寄贈・寄託

11月の美術館ニュース(2)

きいち千夜一夜 No.11  きいち生誕105年

今年はきいちの生誕105年に当たります。これにちなみまして、「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介していきたいと思います。

「とにかく人の集まる家でしたよ。私の兄弟たちはいえに立ち寄ることもなければ、一緒に食事したり、酒を飲んだりということもあまりなかったんですが、家内のほうは兄弟とても仲がよくて、陽気な人が多かったので、よく一緒に酒を飲みました。農業を営んでいましたから、埼玉からかんだの市場に来た時には必ず私の家に寄ってくれてね。夜中まで騒いでいたこともありましたよ」


宴会騒ぎをしない時は、喜一は明け方まで仕事をし、まさも一緒に近所から頼まれた着物の仕立てなどをする。人が寄らない時でも、この家には、いつも一晩中明かりが煌々と灯っていた。明かりが絶えない暮らしぶりを不審に思ってか、一度、巡回中の警察官が訪ねて来た事があった。近所にヒロポンを流しているとの嫌疑をかけられた家があって、その真相を突き止めるために巡回していた時のことだ。
「仕事について質問されましたが、絵を描いていると言ったら納得してくれてね、すぐに帰っていきましたよ。それからしばらくして、おかしなことに警察から紙芝居を描いてくれないかという依頼がきました。内容は確かヒロポン撲滅キャンペーンのためのものでした」


いつしか喜一の名前は駄菓子屋に通う子供たちだけでなく、地域全体に知られるようになる。娘の美絵子が小学校に入学した時も、学校内部ではちょっとしたニュースになり、入学式当日から、”きいちの子供”としてあっという間に取り巻きに囲まれてしまう。
そんなふうに注目される子供を喜一は常に宝物のように扱った。彼女は普段から、喜一がデザインして、あつらえた服に身を包み、誕生日ともなると、まるでぬりえの世界から飛び出したようなフリルつきのドレスを着て微笑んだ。そして踊りの発表会の時にも、喜一が描く童女さながらに、艶やかないでたちで舞台に臨むのである。

つづき 
Nurie : 19年11月02日 | 美術館ニュース

11月の美術館ニュース(1)

台風や大雨など自然災害の怖さを知った10月でしたが、早い復興を祈るとともに自然の
美しさも味合わせて欲しいと願います。


ぬりえのこころ -今月の一枚- 
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
   

タイトル:でんちく
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

     
11月のエントランスは、「音のあるすばらしい世界」をテーマに楽器などのぬりえを展示しています。
ぬりえのタイトルは、「でんちく」。でんちくとは電気蓄音機の略ですね。
ぬりえの少女の肩ほどもある大きなレコードプレーヤーが電気蓄音機です。
昭和30年代にこの電蓄が、私の家では廊下の端に置かれていました。伯父や叔母がいましたので、その二人が買ったレコードを聞かされていたと懐かしく思い出します。


電蓄のほかには、ラジオから音楽や浪曲、落語などが流れていました。ラジオはずっとかけていると時間代わりにもなりました。夕方になると赤銅鈴之助のドラマが流れてきて、それを聞きたいために外で遊んでいても走って家に帰ってきたものでした。

つづき 
Nurie : 19年11月02日 | 美術館ニュース