2002年8月に開館したぬりえ美術館は、今年で15周年を迎えることが出来ました。
これも偏に皆様方のご支援の賜物と心より御礼申し上げます。
2002年開館当時、展示什器をすべて埋めることができないほどの作品数でした。その後多くの方々にご寄贈いただくとともにコレクションともあいまって、今では年2回の企画展とその間の常設展を安定してご覧頂けるようになりました。
ぬりえ美術館開館のきっかけは、
①私がぬりえ作家、蔦谷喜一の姪(父の姉が喜一の妻である)であることから身近にぬりえの世界があったこと。
②1990年代よりネットの普及により日本のマンガやアニメ、又可愛い文化が世界的に人気を博するようになり、きいちの描く日本のぬりえも日本の文化かもしれないと考えるようになったこと。
③昔はただの紙だったものが、時を経て、伝えていきたい価値あるものになってきたこと。
等から開館いたしました。
開館後2006年に高齢者の脳の活性化に良いと大人のぬりえブームがあり、10年後の2016年には若い世代向けに「秘密の花園」という細密画のぬりえが流行し、子どもから大人までぬりえをするような時代になりました。ぬりえも進化しています。
開館時ぬりえを寄贈していただいた方には、「原石がダイヤモンドになった」というお言葉をいただきましたが、これからもきいちのぬりえを伝え、多くの方々に見ていただいて更に輝きをまし、ぬりえ文化に貢献していければと思っております。
今後ともご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
ぬりえ美術館 館長 金子マサ