« 7月の美術館ニュース1 | メイン | 7月の美術館便り »

7月の美術館ニュース2

モノづくり見学・体験スポットの人気工房
森田鞄製作所は、昭和24年の創業以来、かばん一筋の老舗です。2代目の栗田行雄さんは、創業者の先代からトランクケースと呼ばれた旅行かばんの製作を学び、その技術を基礎にボストンバッグやショルダーバッグのような”ソフトな作りの革かばん”の領域を開拓してきました。この道40年のキャリアを積み重ねて、「森田鞄」のブランドを定着させ、次々と新商品を開発して「鞄作家」としての評判も広がるなど、輝きを放っています。

◆こだわりの「親子二世代で使える鞄」
森田の皮かばんは、「親子二世代で使える鞄」がキャッチフレーズ。そのノウハウは、デザイン面だけでなく、便利な機能と長持ちする堅牢性にあります。「シンプル・イズ・ベストが基本。多目的に使える機能を備え、破損しにくい縫製を施し、使い込むうちに革のツヤがでる革かばん」が特徴です。

2代目が開発した「トラベルボストン」は、発売してから20年以上も人気を保ち、ロングセラーを続ける代表商品。最近は軽量かばんに力を入れ、老若男女が多様に使える全天候タイプの「デイリーショルダー」がヒット商品となっています。
販売は通信販売を主体にお客さんに直接販売し、ユーザーの声

を商品づくりに反映するとともに、オーダーメイドや修理にも対応。販売コストを最小限に抑えて、低価格を長く維持するという商法も受けている背景の一つです。

◆人気商品の秘密が見える!
職人が手づくりする「森田鞄」は、荒川区が運営する「あらかわショッピングモール」の売れ筋商品トップ3の常連です。全国的に人気があり、年々、ブランド力を増して、不況知らずにファンを広げ、海外からのオーダーも目立ち始めています。
その人気を裏付ける商品が工房のショールームに展示され、革かばんの製造工程を3代目の栗田真さんをはじめ、スタッフが親切に紹介してくれます。また、革製ストラップにオリジナルの焼印を入れる体験もできます。

参考:あらかわ産業ナビ

ぬりえ美術館メディア情報
・都電荒川線の100周年を記念してるるぶより都電沿線ガイドが7月に発行されます。沿線ガイドにぬりえ美術館も紹介されています。
・6/29 (水) テレビ東京、7スタ ブラッチにて紹介されました。

今月のエントランス

タイトル:「はなび」 
年代:昭和20年代
作者:不明
線香花火は今も人気の手持ち花火。単色の火玉がパチパチとか細い火花を散らしたかと思うと、その玉が落ちて…その何ともいえない儚さに心癒され、昔から親しまれてきました。
朝顔の浴衣を着て、背筋を伸ばした美しいうしろ姿で静かに線香花火を見つめる少女はまるで立派な大人の女性のようです。この日本女性の美しさはこれからも受け継いでいきたいものですね。

【展示室のご案内】
7月9日より、第二回東京新聞ぬりえコンテスト作品の中より、優秀作品18点を館内展示をしています。
ぬりえ体験コーナーもございますので、ごゆっくりお楽しみください。

投稿者:Nurie |投稿日:11/07/05 (火)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1509

コメント

コメントしてください



(アドレスは非公開です)


今後の投稿のためにアドレスなどを保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)