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館長室から

このところ、春の陽気や冬の陽気が入り混じっていますので、体調管理が難しいですが、皆様はお元気にお過ごしでしょうか。

27日の日曜日は、19度とか20度という春の日差しと暖かさで気持ちがよかったですね。この日は2009年にニューヨーク(以下NY)で展覧会を開催したときのオープニングに来てくださった方が、お友達とご一緒に来館してくださいました。
NYでは、ファッション関係のお仕事をなさっているそうですが、子どもの頃にはきいちのぬりえの世界で遊んでいたそうで、「自分の生活にはない”夢の世界”がぬりえだったのだと思う。大人になり、ファッションデザインの世界に入りました」
とアンケートに記入してくださいました。
ぬりえで遊んだお洒落な世界の影響があったのかもしれませんね。
又「今でも充分通用するセンスがすばらしい。変らないモダンスタイルがあると思いました」とコメントされていました。

お友達も子ども服のファッションデザイナーから、現在は子どもの保育の仕事を通して
絵を描いたり、クリエイティブな仕事をされているそうですが、
「一枚の絵の中にストーリー、ディテール、デザイン、色彩すべてにおいて、きいちさんのセンスの奥深いものを感じます。
是非今の子どもたちに見て、感じて、ぬってほしいです」とアンケートに書いてくださいました。
一枚、一枚の絵を丁寧に見て、感じ取ってくださって、本当に嬉しく思いました。

昨日は、また随分寒くなってしまい、雨やみぞれ模様でしたが、大人のぬりえサロンに
いらしているひさよさんの似顔絵展に行ってきました。水天宮そばの蛎殻町というところでした。
今話題の人を取り上げて描いているそうですが、マツコデラックスと石塚さんの女雛と男雛の絵は、すばらしい出来栄えでした。マツコデラックスさんにプレゼントしたら、きっと喜びそう。自分の子どもの頃を表現したお人形も1体展示されていましたが、二次元から三次元まで表現できる人なのだと、本当に感激しました。ひさよさん、これからも似顔絵にぬりえにその他もろもろ、頑張ってください。
似顔絵展

蛎殻町の画廊のご主人は古くからそこにいらっしゃるそうなので、昔きいちも蛎殻町に
住んでいたことがあるので、きいちの長兄の方の家があったそうなので、お尋ねしたら、「紙屋さんね!」とご存知でした。
どこにご縁があるか、わかりませんね。

投稿者:Nurie |投稿日:11/03/02 (水)

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