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6月のぬりえサロン
今月は、夏を意識して”水彩”で「いろみずやさん」を塗ってみました。
夏ですので、色彩も夏らしわを演出するために、余り色を混ぜないこと、影をつけるときにも、黒、グレーではなく、紫系でいれるなどのアドバイスをユン先生からいただきました。
ユン先生の作品
先生は「いろみずやさん」を子どもの頃に体験していないそうで、金子の体験を聞きながら、想像で作品を完成されました。
・りんご函の上に色水の瓶を乗せていますが、函を単なるりんご函に塗るのではなく、それぞれに想像してもらい、模様などを塗っています。
・水彩を塗る前に、クレヨンやクレパスで瓶の光っている部分や模様部分を塗っておきます。そうすると水彩を塗ったときに、クレヨンが水をはじいて、模様が浮き出てきます。ローケツ染めのような感じに仕上がります。
ユン先生と小島さんの作品
背景の塗り方のタッチが面白い仕上がりになっています。服と帽子の色合いがやさしいピンク系で、小島さんらしさがでています。
加藤さんと山本さんの作品
加藤さんは元気いっぱいのオレンジの函が色水の瓶を引き立てています。夏の花はダリアでしょうか?赤い花も書き入れて素敵な作品になりました。
山本さんは、夏らしいブルーの服と帽子です。背景の緑の濃淡が描き方が上手です。
館長の金子の作品
りんご函の上には、ピンク系のテーブルクロスをかけてみました。今回は背景に花壇やひまわりを描いてみました。先日「高橋真琴さんの展覧会」をみて、背景の描き方に刺激を受けたからです。水彩は、小学校以来のことでしたが、やってみて大変面白いと思いました。
水彩のため、机に新聞紙を敷いて作業をしました。皆さん、小学生に戻った気分で楽しそうにぬりえをされていました。
来月も水彩で、夏らしいぬりえをする予定です。
ぜひ、皆様もご参加をお待ちしています。
投稿者:Nurie |投稿日:10/06/19 (土)
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