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10月9日パリ大学・ディデロで講演


10月9日は、日本とフランスの修好通商条約が結ばれた日(陰暦の9月3日)でした。この日を選んでパリ大学・ディデロで講演を行いました。
パパリ大学・ディデロは、1970年創立で、フランスで初めて科学、経済、商業、言語、理数・・・全ての学部が揃っている大学として発足し注目を浴びたそうです。現在は、商業、経済、言語などの方で有名な大学となっています。2年前に13区に新校舎が建てられました。
パリ大学・ディデロには、日本語やベトナム、中国、韓国の4つの言語を学ぶセクションがあり、今回は日本語を学ぶ学生たちに向けての講演でした。

今回のために、準備をしてくれたのは、学生が作っている「パリディディロ7日仏協会」という協会の会長のサルニゲ・アルノー(Sarniguet Arnaud)さん、ルクマン・ゴチエ(Luckemann Gautier)さん、ムリス・ティボ(meurisse Thibaut)さんの3人でした。彼らが中心となり、東洋言語文化学院(イナルコ)の生徒さんを含めて、日本のことに関心が高い、日本からのぬりえというものに対しても興味を示してくれた35名の学生が集まってくれました。


大学の教室は、日本の大学の教室と同じ階段教室でした。
日本語を取っている大学生でも、まだ1年生には日本語だけの講演は難しいというので、フランス語の通訳をいれての講演。

   
最後まで興味深く、聞いてくれ、講演後に時間のある生徒には、ぬりえをしてもらいました。その殆どの学生が着物姿の少女を選んで真剣に塗っていました。学生のぬりえを見て回ったところ、男子学生も色を大変丁寧に塗って、難しい着物の柄も、配色良く塗っているので、感心しました。
一人の学生は、妹へのプレゼントにしたいので、サインをしてくださいと演台のところまでぬりえを持ってきてくれました。「きれいにぬりえをしてください」と書いて差し上げました。

「パリに来たら、また来てください。興味深い講演でした」と「パリディディロ7日仏協会」の会長さんらに言われましたので、私からは、「研究を続けて立派な日本文化研究家になってほしい」と言ってお別れをしました。

投稿者:Nurie |投稿日:08/10/17 (金)

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