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30日オープニングセレモニー

    

パリのエスパスベルタンポアレの会場に、在仏日本大使館 広報文化部 公使 渡邊啓貴様をお迎えして、オープニングセレモニーを開始いたしました。
公使より金子館長が個人的な努力で研究をされている熱意に心打たれ、本日のご臨席になったこと、又研究の成果を日本文化のひとつとしてパリで紹介されたと、ご祝辞を述べてくださいました。
ご挨拶の後に続く講演、ならびにコンサートと最後までご臨席いただきました。
会場でも最後までご臨席をいただくのは初めてのことであったそうで、誠に名誉で光栄なことでありますこと、心より感謝申し上げます。

続きまして金子より、日仏友好150年の年の開催に当ること、さらには150年前に修好通商条約を結んだ日が旧暦の9月3日、新暦に直すと10月9日に当り、丁度ぬりえ展の開催期間であったことを光栄に思い、日仏の文化的関係はこれからも深まっていくことをご挨拶とさせていただきました。
会場の田中代表に乾杯の音頭をとっていただき、展覧会が開催されました。会場には70名ほどのフランス人、日本人の方々が集まり楽しんでいただきました。


その後、別室でぬりえの講演会を開催しました。ぬりえの歴史的、文化的背景と現在のぬりえの状況、未来までを講演いたしました。

最後は日本とフランスの子どもの歌を、ドイツのカールルーエの大学で教鞭をとられておりテノール歌手でもある有馬牧太郎氏に歌っていただきました。伴奏は奥様の江村玲子氏でした。

来場されたフランスの方々から、非常に美しい、質が高い、繊細であるなどの感想をいただき、日本のぬりえの美しさが理解されていることが分かりました。お客様から私に積極的に話かけてきて、自分の感想を伝えようとしする姿勢にも、生活の中に芸術があり自分の価値基準を持っていることを感じました。
やはりフランスは芸術、文化の国であり、子どもの頃から芸術に触れ、教育され育まれて国民であるので、日本の良さ、魅力を感じることができるであり、そのようなパリで開催できたことを本当に嬉しく思いました。

投稿者:Nurie |投稿日:08/10/02 (木)

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