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子どもの図書館(Bibliotheque L'Heure Joyeuse)訪問


パリ5区にある子どもの図書館(Bibliotheque L'Heure Joyeuse)は、2年前にも訪問した図書館。
レベック女史(Leveque)から連絡をいただき、訪問いたしました。

現在の展示は”歴史的な童話であり、この図書館にかかわりのある本の展示”をしていました。小さい図書館で展示スペースも余りないのであるが展示什器内の展示や壁面や階段スペースを使ったりした飾り付けをあしらっている。物語からヒントを得て「紙」を使って、折ったり、切ったりした飾りつけの作品で、これはプロの方に制作をしてもらっているそうだ。

   
物語の少年が小石を置いていくストーリから、階段には小石の紙が貼り付けられていたり、ありが何匹もありの巣から這い出て、壁面を歩いていたり、また影絵のシンデレラの本からとった影絵を見せた飾り付けがあったりと、歴史的な本の展示と飾り付けに、思わず見とれてしまいました。
ピエール・ベルバス(Pierre Berves)という著名な挿絵画家が描いた絵の原画が展示されていたり、中国人作家の中国の絵本の原画なども展示されていた。中には1900年の日本の本も展示されていました。このように歴史的な子供向けの本を収集・展示しているパリの子ども図書館の中でも別格の図書館です。

今回のこの図書館のレベック女史の目的は、2年後の2010年に「世界のぬりえ展」を計画しているのだだが、日本のぬりえがないので、日本のぬりえの協力をしてほしいということでした。
図書館では、一般的にぬりえの本は管理をしていなかったのですが、10年前から収集を始めてきたのだそうです。
*ぬりえ(本)をテーマにしたところはどこにもない。ぬりえの展示をすることに意義があると考えていると、ぬりえ美術館と共通のコンセプトであったので、2010年にむけて今後交流をしていきましょうということになりました。

投稿者:Nurie |投稿日:08/10/18 (土)

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