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1月3日館長室から 本物をめざして

あけましておめでとうございます。今年も良い1年でありますよう、皆様のご多幸をお祈りもうしあげます。

さて、今年は久しぶりに東京にいるものですから、元旦の初参りにでかけ、その後日比谷の某ホテルに行きました。そのホテルには久しく立ち寄っていなかったので、館内の店が随分と変わっておりました。

ちょっと一休みしたくなり、館内に半年程前に出来た有名和菓子店に入りまして、「あんみつ」を注文しました。
待つことしばし、見た目にも美しいあんみつがやってきました。寒天、えんどう豆、餡(
餡を選ぶことができます。私は黒餡と白餡のミックス)、梅の花や松の形に型抜きされた寒天やあんずや金柑などが彩りに飾られています。すっきりとした黒蜜と大変上品な餡が、寒天をつつみ、一口、一口、口の中に、満足感を運んでくれました。
あんみつ、ひとつで元旦早々から幸福感を感じさせてくれました。今年一年がいい年になるような気持ちを持たせてくれました。
それは何故か、考えてみると、あんみつの素材のひとつ、ひとつがどれも本物だったからだと気がつきました。素材が良い、手を抜かないつくり、飾り付けが美しい、味が良い、店員の方のサービスが気持ち良い。だから更に美味しい。というわけです。
もちろん、お値段もちょっとしたランチ並みですから、週に1度など食べられないかもしれません。でも月に一度でも、心の満足度が大変大きいので、十分気持ちが豊かになれるのではないかと思います。
その本物の良さを分かる人なら、かならずそこにまた来きます。
ぬりえ美術館も本物の良さを目指して行こうと更に思った次第です。

投稿者:Nurie |投稿日:06/01/03 (火)

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