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週刊文春の辛酸なめ子さんの連載に「大人の塗り絵」記事


辛酸なめ子さんの「大人の塗り絵」に見え隠れする願望とは・・・
「大人のぬりえ」コーナーが書店にできているので、入手してみると、どれも高い描写力が要求されていて、完成形があらかじめ決まっていて、それを目指して塗りこんでいくのが、大人のぬりえの作法のようだけれど、確かに脳活性化効果がありそうだけれど、自由度が低く、純粋の「塗り絵」の楽しみからはかけ離れてしまっているのではないか。
そこで初心に立ち返るために、世界で唯一の我が「ぬりえ美術館」に来てくださったようです。

きいちは「線が太くて塗りやすい」題材は「家のお手伝い」や「お金持ち少女の生活」系が多く、情操教育に一役買っている。少女たちは当時珍しかった西洋的な生活に憧れ、塗りながら思いを馳せ、無心になって憧れの世界に色を付けることをで、潜在意識に働きかけ、願望達成できそう。これこそが塗り絵本来の活用方法では、と綴っています。
「大人のぬりえサロン」のお話も出ていて、塗り絵の舞台を六本木ヒルズと想定してバッグにブランドロゴを描き入れる人もいるとか。やはり女の子は塗り絵本来の楽しみ方を潜在的に知っている。
そうなんです、辛酸なめ子さんがおっしゃるとおりなんです。今も昔も女に子は夢や憧れの世界が好き。そこに思いを込めて、塗るんです。塗っているうちに、更に夢は膨らんで~~
辛酸なめ子様、ご来館ありがとうございました。女の子の気持ちを表現してくださって、本当にありがとうございました。

投稿者:Nurie |投稿日:05/12/29 (木)

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