東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2月の美術館ニュース(1)

連日オミクロン株の感染者数が増加しています。海外では、オミクロン株の変異株もでていると言われてお、収束まだ時間がかかるようです。寒いかもしれませんが、三密、手洗い、換気に気を付けましょう。

ぬりえのこころ -今月の一枚-

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。

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タイトル:おにさんこちら

作者:きいち

年代:昭和20年代

   

2月のエントランスは、「昭和20年代のぬりえ」を展示しています。
昭和22年から「きいち」の名でぬりえを描き始めました。戦前は、「フジヲ」というペンネームを使っていました。終戦後1年は、築地に駐屯をしていた米兵の恋人や奥さんの写真を元に肖像画を描いていました。100枚程描いたそうです。


そして昭和22年米兵の駐屯がなくなると、自分の名前でぬりえを始めました。米兵の恋人や奥さんの写真を元に描いたせいか、又はぬりえのモデルが米国のシャーリー・テンプルという子どもの俳優さんであったせいか、きいちのぬりえはハイカラとか、洋風の香りがすると言われていました。


今見ても、きいちの女の子はとてもモダンでお洒落で古臭くありません。その点はお洒落好きなきいちの面目躍如というところでしょうか。センスが良いきいちだから、素敵に可愛らしく描けましたし、女の子の好きなものも良く理解している優しいきいちだから描けたのではないかと思います。


「おにさん こちら」の女の子が着ている半そでの短い上着は、たしかボレロと言われるものだと思いますが、昭和20年~30年代に流行していたものだと思います。きいちは流行に敏感であったからぬりえの中にすぐに取り入れられたのでしょう。


きいちのぬりえの絵を真似して、お母さんに服を作ってもらった、という来館者の方もいたくらいです。(館)

Posted: Nurie : 22年02月15日 | 美術館ニュース

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