海外ぬりえ研究室 No.74 今月はフィンランドの絵本編になります。
「マンダラ」ぬりえに続き「都市や街」についてのぬりえを紹介していますが、今回フィンランドはぬりえではなく絵本になります。
馬鹿なことばかりする二人の子どもが主人公で、彼らがヘルシンキの街案内をしていく絵本です。彼らはとても人気があるということで人気の絵本なのですね。
まずはヘルシンキ中央駅です。ヘルシンキの玄関口となる駅で、ヘルシンキからフィンランド国内の各都市に向かう長距離列車の大部分と全てのヘルシンキ近郊列車はこの中央駅から出発するそうです。
玄関の正面出入り口の両脇に各2体、計4体のランプを持った像が鎮座しています。像はテレビCMに使われるなど非常に有名なものだそうです。
子どもたちは、駅を降りてタクシーに乗り、ヘルシンキの街に繰り出します。
博物館に行って子どもたちは、王様の椅子に座って、係りの人に早速しかられているようです。
動物園にいった子どもたは、動物園の中をスイカに隠れてウロウロ。猿の檻の前ではすっかりくたびれている様子です。
活発に動き回っていたずらをする子どもは、絵本を読んでいる子どもたちからは英雄のように格好いい子どもたちに見えるのでしょうね。
海外では、ぬりえであったり絵本であったり、様々な形で都市を紹介しているものがあります。日本でも素敵な都市紹介のぬりえや絵本が誕生するといいですね。(館)
今月のエントランス
「ひなまつりのおきゃくさま」
きいち
昭和30年代
雛祭りにお客様としておでかけしました。お雛様に負けないように可愛いお振袖の着物をきて伺います。桃の花にも負けないでしょう?
ぬりえ美術館メディア情報
☆TOKYO METRO NEWS 3月号でぬりえ美術館が紹介されます。
展示室のご案内
★3月~5月まで「きいちの春・きいちの夏」を開催しています。
元気な子どもたちがいっぱいだったあの頃、春から夏の季節の子どもたちの輝きの姿をご紹介いたします。
★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。