寒さ厳しい今年の冬ですので、首、手首、足首など温かくして、風邪等ひかないように気をつけてお過ごしください。それでも寒いときは、お部屋でぬりえでもいたしましょうか。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:ゆきやこんこん
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
2月のエントランスは、「元気な子どもは寒くない」をテーマにしたぬりえを展示しています。
今年は1月22日から雪となり、東京でも23センチ程雪がつもり大変なことになりました。雪国のことを思えば、23センチなど積もったことにはならないようなものですが、めったに降らない所ですので、動きがとれなくて大ごとになってしまいました。
大きな牡丹雪が降るときには、積もりませんが、雪が積もるときには、雪の降り方はまったく別な降り方で外を眺めながらこれは積もりそうだと眺めていました。細かい雪がサラサラ降っていると、積もっていくのですね。
大人になってしまうと、雪というのは子どものように喜べないのは残念なことですね。雪の楽しさを忘れてしまっているからでしょう。
ぬりえの少女はスカートを広げて雪が降ってくるのを待っています。雪が真っ白に景色を染めていくのは、子どもにとって不思議な光景であったのかもしれません。
雪が積もったら新しい雪の部分をすくって口に入れて食べてみたり。お盆の上で雪うさぎをつくってみたり。もちろん沢山雪が積もったときには大きな雪だるまを作ってみたり。子どもにとっては雪は様々に遊ぶ道具であったのですね。
もうすぐ平昌オリンピックが始まります。真っ白い銀世界の中で、熱戦が行われますが、日本の選手が活躍して、メダルが沢山取れるよう応援しています。(館)