明けましておめでとうございます。平成30年、新しい年を健やかに楽しみならが過ごしていきましょう。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:おめでとうございます
作 者:きいち
年 代:昭和20年代
1月のエントランスは、「晴れ着で過ごすお正月」をテーマにしたぬりえを展示しています。
お正月には着物の晴れ着が一番似合いますね。雑誌をみても美しい着物姿が特集されています。
新年には着物を着て神社にお参りに行く、美味しいランチやディナーを食べにホテルに行く、観劇をするため劇場に行くなど着物が似合います。
ぬりえ美術館は浅草に近いのですが、浅草に行きますと日本的な感じが強くします。ですから今は海外からの観光客が大変多く、その方たちが着物レンタルの着物で浅草を観光する姿を数多く見かけます。
女性たちは異国のファッションにも関心が高いので、日本に来たのであれば、ぜひ着物を楽しんで貰いたいと思いますが、それがレンタルで気軽にできることはこれからの観光誘致にも役にたつのではないかと思います。
又最近では外国の人ばかりでなく、日本の若い女性たちもレンタルの着物を着て浅草の街を歩いているのを見かけます。着物を気軽に着ることがなくなっている現代に手軽に着付けができて、非日常の雰囲気を楽しめるレンタル着物はとてもいいことじゃないかと思います。
このレンタル着物で着物の魅力を発見して、自分で着物を着てみようかなと思う人たちが増えてくれるといいですね。(館)