『海外ぬりえ』 研究室 No.46 今月は、キューバ編です。
今月は、キューバのぬりえ本を紹介いたします。
1冊目は、「Colorea La Historia」
歴史をぬりえしよう!というタイトルでしょうか。
全ページにキューバの歴史が短い解説とともに描かれています。中にはチェ・ゲバラやカストロも描かれています。
ぬりえは子どもたちがするものですが、小さいときから自分の国の歴史について、難しいという思いをしないで、ぬりえをしながら知ることができるのは、とても良いことだと思います。
2冊目は、「Cantar y colorear」
歌とぬりえとでも訳したらいいでしょうか。
左ページには、歌の歌詞、右ページにそれに関するぬりえで構成されています。
歌付きぬりえという本も初めてみるものですが、歴史のぬりえ本同様にぬりえをしながら歌を覚えられるという楽しい本ではないでしょうか。
他の国でよく見るのは、ぬりえをしながら国語や英語や数学を学んでいくというものですが、今回のキューバのぬりえ本は、今までに無い歴史や歌などのコンセプトでした。
ぬりえを通じて、いろいろなことが学べますね。
いかがでしたか? 来月はベルギーのぬりえ本をご紹介する予定です。
今月のエントランス
『ところてん』
作者:きいち
年代:昭和30年代
夏は、“ところてん”がいいですね。実は、ところてんはかなり古い歴史があり、夏の季語にもなっています。
ここ最近は、ところてん突きをしてから食べる機会は少ないと思いますが、あなたはさっぱりと三杯酢や酢醤油派、それとも黒蜜派?
暑い日は敢えて屋外で、冷たく冷やしたところてんをつるっといただいてみたいですね。
メディア掲載情報
8月7日(金)朝日新聞夕刊「各駅停話 都電荒川線 町屋二丁目」にて、ぬりえ美術館が紹介されました。
8月25日(月) NHK総合(11:05~11:54)『ひるまえほっと』にて、大人のぬりえサロンのデコぬりえ®が放映予定です。
【展示室のご案内】
●きいち没後10年 「ありがとう わすれない」 第2弾を開催しています。
●館内にはぬりえ体験コーナーがあり、 自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。