『海外ぬりえ』 研究室 No.34 今月は、インドネシア編です。
今月は、インドネシアのぬりえ本をご紹介いたします。前回は2012年8月に紹介をしています。
1と2は、人物、植物、車などの物とその名前のぬりえになっています。子ども達が名前や分類を覚える際に、絵を使って塗りながら覚えていくための本のようです。
3は、インドネシアのそれぞれの地方の建物のぬりえになっています。大きな国であり、又沢山の島々からなるインドネシアは、その地方によって建物に特長があるようです。
ぬりえ美術館の館内に展示している海外のぬりえの中にもインドネシアのぬりえ本がありますが、同じように地方の独特の建物と服装の特長を表したぬりえ本です。
子どもたちが自分の国を理解するために良い本と思います。
4.インドネシアの景色や伝統舞踊などを描いたぬりえ本です。左には色見本のページがついています。絵の勉強にもなりそうです。
5.ピカチュウ、ポパイ、クレヨンしんちゃんなどが描かれたこの本は、それぞれのキャラクターをどの様に描いていったらよいかを教えるハウツー本になっています。
今回ご紹介した本は、現地の本屋さんで購入したものですが、いずれも薄いタイプのぬりえ本でした。
ジャカルタにある日系の本屋さんでは、日本のアニメのぬりえ本が大変好評とお聞きしました。テレビの影響が大きいようです。
それぞれの国に特長のあるぬりえ本があって、面白いですね。
来月はブラジルのぬりえ本をご紹介いたします。(館)
『すいかがとれた』
年 代 : 昭和30年代
作 者 : きいち
大きな麦わら帽子をかぶり、大きな西瓜の収穫のお手伝いをする少女。たっぷり果汁が入って重そうですね。三時のおやつには、甘い西瓜を食べることでしょう。
メディア掲載情報
●6月17日付 岐阜新聞の"くらし-楽しみ"のコーナーにデコぬりえ®が紹介されました。
【展示室のご案内】
●祝きいち生誕100年「これからもいつまでも」第2弾を開催しています。
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