東京都荒川区町屋 土日祝日のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2月の美術館ニュース(1)

 
寒さが厳しい日が続いています。それでも外に目をやりますと新芽が芽吹いたり、花がほころび始めたりと、春に向かって自然は動いているようです。
寒いと家に篭ってばかりいないで、梅の香に誘われてのそぞろ歩きもいいかもしれません。


ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:いねむり
作  者:きいち
年  代:昭和20年代


2月のエントランスは、二人仲良くをテーマにしたぬりえを展示しています。
今月の一枚は、大変珍しいぬりえをご紹介いたします。二人仲良く音楽会や学芸会などに参加をしているのでしょうか。ところが左の女の子は、眠くなって居眠りをしています。しかも、鼻からちょうちんをぶら下げています。右の女の子も、鼻ちょうちんにはびっくりした様子を見せています。

昭和20~30年代には、子どもたちのなかに鼻をたらしている子がよくいたものです。外に遊びにでかけるときに、ハンカチやちり紙などをポケットなどにいれてでかけないものですから、途中で鼻がでてしまったら、かむことができません。鼻をそのままぶら下げている子どもたちがいたんですね。それに、遊びに夢中で鼻どころではなかったということもあります。そんな子どもたちの様子をきいちはぬりえに描いていたんですね。面白いですね。


きいちは観察眼の鋭さで、子どもたちの日常生活の様子を切り取って、いろいろなものを描いて見せてくれています。二人でシーソーや自転車に乗る、弟や妹の子守りをする、お母さんの肩たたきをする、お母さんと一緒にお風呂に入る等々、当時の子どもたちの様子が分かりますね。


きいちのぬりえの多くは、素敵なお洋服や着物、ちょっと上流の生活ぶりなどに女の子の夢や憧れを満たすものが多いのですが、日常的なことも忘れずに描いていたのです。(館)

Posted: Nurie : 14年02月05日 | 美術館ニュース|

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