東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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7月の美術館ニュース(1)

夏がやってくると緑のカーテンが話題になりますが、今年はゴーヤだけでなく、変わった品種を植えるのが流行っているそうです。小さいメロンやへちま、ひょうたん、きゅうり等。また野菜ではなく、お花もあるそうです。どんなエコカーテンが作られているか、楽しみですね。


ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。



タイトル:おえんにちできんぎょかってきた
作  者:きいち
年  代:昭和30年代
寄贈者 :小沼秋成氏

7月のエントランスは、物語をテーマにしたぬりえを展示しています。
昭和の30年代には、子どもたちが大勢いましたから、縁日も賑やかでした。
ぬりえ美術館があります町屋付近にもいくつか縁日が開催され、2つの縁日に友達や家族と出かけていました。

縁日では、玩具、食べ物、遊びものなどがあり、それぞれ好きなものがあったと思います。まずあんず飴などをなめながら、屋台を眺めながら縁日の端から端まで歩きます。綿飴、あんず飴、りんご飴、ソース煎餅、カルメ焼き、これらは今でも縁日で見つけられると思います。


この絵にあるように金魚すくいも大きな楽しみでした。同じような遊びにヨーヨーすくいもありました。すくった金魚は、この絵のようにビニール袋に入れて、持ち帰ることができました。
玩具では、お面やおままごとの道具などがありました。それから、ひよこも販売されていました。ひよこは、東京ではなく、埼玉の田舎でみたものかも知れません。
縁日は、最近では子どもが少なくなってしまったので、あの当時の賑やかさはなくなってしまいましたが、大人になっても、屋台を冷かしながら夜の街をあるくのは、楽しみなものですね。(館)

Posted: Nurie : 13年07月06日 | 美術館ニュース

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