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2月の美術館便り

今年は1月から大変厳しい寒さが続いています。雪の降り方も半端ではなく、地域によっては生活に影響を与えているようです。この異常さは日本だけのものではなく、ヨーロッパでは日本以上に寒く、反対にアメリカのワシントンでは、桜が咲いているという暖かさだそうで、世界的に異常気象といえるでしょう。今月2月はまだまだ寒い季節ですから、どうぞ気をつけてお過ごしください。

■きいちのぬりえ本の新刊発売
2006年にきいちの大判ぬりえが発売されてから2007年まで12種類のぬりえ本が発売されました。そして今年、きいちファンにとっては待望のぬりえ本の新刊が発売されました。実に5年ぶりのことです。
新刊は、「昭和の暮らし編」と「おしゃれ編」の2冊です。きいちファンにとって、昭和20~30年代の懐かしい暮らしが描かれたぬりえは、とても人気になる1冊だと思います。それは、既刊の「お手伝い編」が一番人気でありますので、昔の生活を思い出させる具体的なものが描かれたぬりえは、「懐かしい!」と幅広い年齢の方々からお声が上がるテーマだと思います。

今回の本には、「しょうじはり」をしている少女や、おもちゃの電気洗濯機でお人形の服を洗濯する少女、焚き火や火鉢にあたる少女、すごろくをする少女など昭和20年~30年代に少女たちがしていたことを思い出させるぬりえで構成されています。
「おしゃれ編」は、もう一つのきいちの人気の絵柄です。きいちの可愛いファッションが沢山集められています。豪華な着物姿の少女や素敵なドレスの少女、おしゃれなナイトガウンを着た少女、パーティにおでかけする毛皮で着飾った少女など、憧れのおしゃれをした少女の絵が満載です。

来館されるきいちのファンの方々は、すでにすべてのぬりえ本を持っていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。その方々から、「新しいぬりえ本は発売されませんか?」というお声をたびたびお聞きしていました。ファンの方には、新刊が発売されただけでも嬉しいことですが、さらにこの2つのテーマは、見ても懐かしく、胸のキューンとさせる塗り甲斐のあるぬりえであること請け合いでしょう。
そして、ぬりえ美術館にとってうれしいことは、この新刊の表紙には、「デコぬりえ」が使われたことです。進化した21世紀のぬりえとして、ぬりえ美術館では、昨年から「デコぬりえ」を作成していますが、ぬりえ美術館の10周年にあたる今年、このデコぬりえが使われたぬりえ本の発売されたことは大変嬉しいことです
2012年が「デコぬりえ」元年となり、日本の大勢のきいちファンの方々が「デコぬりえ」をしてくださることを心より願っております。(館)

投稿者:Nurie |投稿日:12/02/03 (金)

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