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1月のぬりえサロン

今年は、和と洋のぬりえを交互に作っていくことになりました。1月は始めての和の着物に挑戦です。参加者は初めての着物にデコをするので、今回はかなり時間がかかってしまい、大変でした。yun先生は、皆さんのご指導に走り回っていたため、今回は先生の作品はございません。
着物の力作をご覧ください。

ひさよさんの作品は、着物の地色ははっきりしていて、伝統的な豪華な着物になっています。
布を切り抜いて貼り、帯締め、帯揚げにも紐や生地を使っています。今回は着物にポイントがかけられています。蝶々の髪飾りにお花の下がりがあるのも、いいアイデアですね。

富塚さんの作品
ピンク系の着物に、赤や緑、そして着物らしい金が豪華さをだしています。少女が手にもっている梅の枝には水引を使い、花びらにはラインストーンが使われています。帯揚、帯締めがデコレーションされて、重厚な印象になっています。髪飾りのリボンやハンドバッグのラインストーンがとても可愛いです。


幸染さんの作品です。彼女は名取さんですから、着物のプロです。その彼女がデコぬりえしてくださったのは、伝統的というよりはモダンな洋風な感じの着物姿でした。
淡いピンクの着物に、同系のレースをつけた点がモダンな印象を与えます。ハンドバッグと帯いはの生地をはり、伝統を感じさせます。
梅のはなにはスパンコールと紅白のポンポンがついて、大変可愛らしいです。

Sさんの作品
男性にとって、なかなかピンクや赤などの色を使うことは難しいようです。今回は淡い水色、オレンジ、黄色の着物地になりました。帯、帯締め、帯揚げ、バッグに布や紐を使い、梅の花にはラインストーンの花がちりばめられています。髪飾りにもキラキラがつけられ、綺麗ですね。

館長金子の作品です。着物は菱餅のイメージの緑、黄色、ピンクです。着物には、金や銀が似合いますね。金糸、銀糸の感じを水引の金・銀をカットしてパラパラと撒いてみました。帯締めの赤い紐が今回のいいアクセントになっていますが、何と言っても、梅の花のラインストーンと髪飾りの花に力を入れてみました。

初めての着物で、1時半から初めて、5時になったので、諦めて手を止めたという感じでした。
着物を何回かすれば、もう少し早く完成できるようになると思います。時間はかかりましたが、
それだけ集中できるので、本当に楽しいデコぬりえです。
今回の着物のために、日暮里の繊維街にデコの材料を探しにいきましたが、それも大変楽しいことでした。材料によって、ぬりえのイメージも広がりますので、おろそかにはできません。

2月1日には、小学館から新しいぬりえ本が発売されます。それらもご参考に今年は是非デコぬりえを始めてみてはいかがでしょうか。

投稿者:Nurie |投稿日:12/01/28 (土)

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