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5月の美術館ニュース(2)

モノづくり見学・体験スポットの人気工房
荒川区の魅力の1つである、”技術”をもった会社をご紹介いたします。

都行燈㈱は、明治時代に創業、134年の歴史を刻む和風照明器具製造の老舗です。木工芸をきわめて、日本古来の行燈を中心にした木製の和風照明器具作りを伝承し、現在は、4代目の木崎雅徳さんが家業の伝統を受け継ぎ、「あかり職人」の新たな領域を切り開いています。若い4代目は、高校在学時から和風照明に魅かれて、この道20年余のキャリア。オリジナルな照明づくりに徹し、心身の照明コンサルタントとしても活躍しています。
都行燈の製品は、古来の照明スタイルを残しながらの斬新な製品づくりに定評があります。「時代の移り変わりを反映して、デザインや昨日も多様に変化している」と、著名な建築家が設計する手の込んだ照明器具を開発するなど、最新技術との融合にも積極的に取り組んでいます。
独創的な和風照明に特化都行燈のショールームには、意表をつくようなデザインの行灯や一見して照明器具とは思えない製品が展示されています。
都行燈では、2年ほど前に「あかりのワークショップ」を開設。見学や行燈制作の体験希望者が増えたため、「モノづくり見学・体験スポット」として工房をリニューアルし、自分だけの「オリジナル照明器具」の手作り体験が楽しめます。職人の伝統技を感じながら、自分だけの行燈を創ってみませんか!
130年余の老舗の技を受け継ぐ都行燈(株)
(和風照明器具製造)東日暮里4-26-10 TEL: 03-3803-1755
http://www.miyako-andon.com/index.html
参考:あらかわ産業ナビ

ぬりえ美術館周辺花だより
花の時季(5月から6月中頃)には、荒川区内の都電沿線には区民の方々とともに育てた140種13,200株のバラが色とりどりに咲き乱れます。
このバラは、荒川区のボランティアの方々が植栽したり、維持管理をしてくださっています。
そんな緑と花にあふれる荒川区のバラを都電に乗って見にいらっしゃいませんか。

今月のエントランス

「はとぽっぽ」
年代:30年代
作者:きいち

今月は、動物をテーマにしたぬりえを展示しています。「はとぽっぽ」に描かれている女の子は、おめかしをしています。どこかに出かけた先で、はとを見つけたのでしょうか。
子どもの頃、休日に遠くへ出かけると、見慣れない風景だけでなく、そこにいる動物たちにも、興味津々だったような気がします。
爽やかな日が続くこの時期、身近な生き物までも生き生きとしています。
そんな動物を見たり、触れることは、昔も今もこどもたちにとっては、楽しいひと時なのでしょう。
      
【展示室のご案内】
企画展「きいちのモード展」開催中!! 
きいちぬりえの魅力の一つに、きいちのモードがあります。
昭和20~30年代に少女を夢中にさせたきいちの素敵なお洒落をご紹介いたします。
どうぞごゆっくりお楽しみください。

投稿者:Nurie |投稿日:11/05/02 (月)

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