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2月の美術館便り-1

□東京スカイツリー
とうとう東京スカイツリーの見学をしてきました!高さは569メートル。感激しました。
昨年の美術館ニュースでは、都電荒川線から熊野前付近から見えるスカイツリーを掲載しましたが、やはりスカイツリーの下から見る実物は迫力満点のものでした。
初めて都電荒川線の熊野前付近でスカイツリーを発見したとき、「あれは、何かしら?もしかしてスカイツリー??」という印象で、テレビの映像でしかみたことがありませんでしたので、すぐにはそれとわからなかったので、実物をみてみたいと思っていました。

百聞は一見にしかず!素晴らしかったです。日本の技術力の凄さを感じました。
スカイツリーは、マスコミ報道もあり、完成前から大変な人気になり、見学者やツアーなどがありますが、昭和33年に完成した東京タワーが作られるときには、今のように騒がれたものなのでしょうか。
当時は、まだテレビも普及しておらず、今のようなことはなかったのだろうなと想像します。

きいちのぬりえにも、完成してからのものと思われる東京タワーを背景に描いたぬりえがあります。全国で販売されていたきいちのぬりえは、地方の少女たちにとって、この絵を見れば、東京には東京タワーというものが出来たのだ、ということが分かったことでしょう。

タワーの前には、チェック柄のワンピースとソックスには、当時流行していたソックスの足首のところに柄の入ったものをはいた少女がゴム風船をもって立っているという絵です。タワーの上には、沢山の風船が飛んでいる様子も描かれています。
ぬりえは子どもたちの憧れを描いたものが多いのですが、当時の流行やその時代を映すものも描いていたのです。
タワーは昭和33年の12月23日正式オープンですから、このぬりえはそのオープン当初のものか、翌34年の春のころのものと思われます。子どもたちの喜んでいる姿が想像できますね。

投稿者:Nurie |投稿日:11/02/11 (金)

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