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12月の美術館便り

荒川区功労者を受賞

11月25日、荒川区よりぬりえ美術館の活動に対しまして、荒川区功労者として表彰をされましたので、ご報告申し上げます。

ぬりえ美術館は、2002年に開館し、今年で八年目を迎えました。昭和20~30年代の人気ぬりえ作家、蔦谷喜一の姪として、「きいちのぬりえ」を日本のぬりえ文化として残し、広く海外にも紹介すると共に、海外のぬりえの活用状況を調査して、発表をしてきました。
そのぬりえ美術館の活動が荒川区の芸術文化向上に多大な貢献をしたと評価をいただき、「活動賞」を受賞いたしました。
これも偏に皆様方のご支援の賜物と、大変有難く、心より感謝申し上げます。
今回の表彰が更なる地域の文化交流を産み、世界を結ぶ契機となるよう、これからも充実した活動に努めて参りたいと存じます。

今後とも皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成22年度の活動報告
1月 月刊「クロワッサン」女の新聞の介護蘭
 "昭和の女の子の心と脳を甘く懐かしくノックする「きいちのぬりえ」の魅力"
2月荒川区町屋文化センターにて「ぬりえ美術館ニューヨーク展」開催
3月企画展「ぬりえに見る昭和のノスタルジー」(3月~5月)
3月荒川区産業展「ぬりえの世界展」出展
3月荒川区自民党区議団チェジュ市・ソウル市視察の際に、ソウル陸谷三星療養病院 に脳の活性化の一助にきいちのぬりえを寄贈。
4月12日(月)テレビ東京「ものスタMOVE!」「町屋ぶらり」で美術館紹介
5月「ぬりえの不思議」(株)ぎょうせいより出版
6月「散歩の達人」6月号北千住・町屋特集
6月「東京都交通局・NANNKAI・阪堺電車」沿線ガイドに掲載
8月企画展「昭和40年代のぬりえ展」(8月~10月)
8月東京新聞ぬりえコンテスト開催(8/27~9/22)
 103通の応募あり、優秀作品16点を10月から12月まで展示。
9月日経23+「小さな散歩道」に掲載
10月パリにて「日本のぬりえ展」開催
11月「東京ミュージアムグッズ図鑑」(株式会社TOKIMEKOパブリッシング)にぬりえ美術館掲載
11月FM江戸川生出演
11月春日部ロビンソン百貨店内本屋にてきいちの写真展ならびにぬりえ展示

今年は上記のような活動をし、また様々な分野のマスコミにも取り上げていただきました。ぬりえの魅力について、まだまだ発信がしきれていないと満足はしておりません。
これからも様々な形でぬりえについて、情報発信をしていきたいと思っております。

冬になると、炬燵に入りみかんを食べながら、ぬりえをして過ごすということがあったと思いますが、久しぶりに冬の寒い一日には、きいちのぬりえを出して、机で塗ってみるという冬の過ごし方はいかがでしょうか? きっとのんびり、そして心温かくなることができるのではないでしょうか?
どうぞ良いお年をお迎えください。(館)  

投稿者:Nurie |投稿日:10/12/04 (土)

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