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フランスのぬりえ本


海外に行った際には必ずぬりえ本を探してきますが、今回もパリの美術館で、3冊のぬりえ本を見つけてきました。

ジャックマール・アンドレ美術館では、少女が好きそうなファッションのぬりえ本を見つけました。クリノリンスタイルのドレスはフランスの少女にとっても憧れのスタイルと思われます。昔のファッション画を参考に色を塗っていくのですね。

    

オランジュリー美術館では、ルソーとセザンヌのぬりえ本を購入しました。美術館でぬりえがあるのは、来館した子どもたちが家に帰って、このような絵を見たね!と思い出とともに塗るためのものです。子ども向けとは言え、ぬりえの線の選び方が細かすぎず、少なすぎずほどよい線が大変良いと思います。日本の名画の「大人のぬりえ」本もこのようなぬりえ本を参考にしていただくと良いのではないかと常々思っています。
これはルソーのぬりえ本です。

    

パリでは、ルーブル、オルセー美術館をはじめ、美術館には必ずぬりえ本が販売されています。表紙や作りもお洒落で、子どもでなくても、購入したくなるようなぬりえ本が数々あります。子どもたちも美術館によく連れて行かれますし、お土産にぬりえ本を買って、自宅で再び名画に触れる。やはり美術的な環境に優れていてうらやましいと思います。
これはセザンヌのぬりえです。

   

投稿者:Nurie |投稿日:10/10/26 (火)

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コメント

さすがパリ!ファッションのぬりえ本素敵ですね…
プロのお仕事ブログ アライデザイン塾の「ぬりえについて」の記事にコメントいただいて有難うございました。うれしかったです。
先月、きいちさんのぬりえをしてみて、ぬりえがファッションデザイン・配色の勉強になると再確認し、
アライデザイン画教室では、ぬりえを取り入れて楽しく学んでいます。私もぬりえの効用をもっと伝えていきたいと思います。※アライデザイン画教室ブログ
  http://ameblo.jp/araidesign/

投稿者 arai design : 2010年10月26日 21:02

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