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きいちやひでをのぬりえ寄贈

      
本日、勝俣正枝様が「きいちのぬりえ」や「ひでをのぬりえ」等を持参して来館され、寄贈してくださいました。大事にしていたものだったそうです。
終戦の年が5歳、物心つくころにはきいちのぬりえを盛んに塗ったそうです。
勝俣さんがぬりえ美術館を知ったのは3年前の2005年。東京新聞に大きく「ぬりえニューヨークを染める」というタイトルできいちの花嫁さんが大きく掲載された記事を読んだ時だったそうです。それ以来、いつか行こうと思い、今回の実現となりました。

シンデレラやかぐや姫などお姫様のもの、戦前に売られていたフジヲのぬりえも寄贈品の中にありました。戦前のものが残っていたのでしょう。
館内の展示ケースの中に松島トモ子さんのブロマイドを発見されると、ブロマイドも近所の駄菓子屋さんで袋入りのブロマイドを買って集めましたと懐かしく思い出を語ってくださいました。
勝俣様本当にありがとうございました。

8月~10月まで「昭和10年代のぬりえ展」を企画展として開催しておりますが、勝俣様のような寄贈者の方々のお蔭で作品が集まり、企画展という纏りになりました。
これからもぬりえの情報提供をどうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者:Nurie |投稿日:08/09/15 (月)

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