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本日から美術館が始まりました。

本日12日より、美術館が始まりました。あいにくの雪でも降りそうな大変寒い氷雨の一日でございましたが、雨降って地固まると思いまして、今年もぬりえを追求して参ります。
先日の9日(水)に東京新聞ならびに中日新聞の「50歳プラスを生きる」というコーナーに「懐かしい思い出 ぬり絵を文化に」というタイトルで、館長の私の第二の人生につきまして、どうしてぬりえ美術館を開館することになったか、そのきっかけから今日までの展開、ならびにぬりえを文化にしていくという今後の抱負などが書かれた記事が掲載されました。

開館して6年目に入りますが、まだまだ知名度もありませんし、大変なことばかりですが、誰もしていないことだけに、新雪を踏むようなもので、私の足跡しか残らない新しい道を歩ませていただいていますので、それには大きな心の満足があります。
ぬりえという素晴らしいライフワークを伯父からもらったことに感謝をしております。
そのためにも、ぬりえを文化にしていきたいと心から願っております。

さて、この記事の中に、毎月第三の木曜日に開催しております「大人のぬりえサロン」の様子が写真掲載されていました。この「大人のぬりえサロン」へのお問い合わせも数多くいただきました。ありがとうございました。
思い立ったがいいチャンスですので、ぬりえというものは、子どものころにしたことのあるものですので、スケッチをしなさいと言われても、誰もができるものではありませんが、ぬりえはその点入りやすいものです。どうぞ「大人のぬりえサロン」にご参加ください。
1月は17日の木曜日の1:30~3:30です。参加費は1回、1500円です。

今年は、新しい取り組みがいくつか始まります。
2月には、フェリス女子学院大学において、学生のために1日ぬりえの講座を開催いたします。
3月の企画展では、新しいぬりえの形態をご紹介したいと考えております。内容は順次準備が整い次第ご紹介していきたいと思っております。
5月には、名古屋市立大学において、保育学会シンポジウムが開かれ、そこで「保育におけるぬり絵の意義を見直す(仮称)」と題しまして、子どものぬりえのシンポジウムが開催されます。今までに無かった子どものぬりえの検討ですので、期待をしているところです。
6月は、ぬりえ美術館以外でぬりえ講座が1ヶ月開催される予定です。
この合間をぬいましていくつかの国を訪れて調査をする予定で、今年もぬりえ文化の旅を続けてまいります。

どうぞ今年もよろしくよろしくお願いいたします。

投稿者:Nurie |投稿日:08/01/12 (土)

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