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IIIグループ 13歳以上

・金賞は、マーカーでくっきりと描いた作品「あめふりおつきさん」に決定。
真っ赤な着物の色が印象的であるがその赤にあわせて、麻の葉の文様を上手に色分けし、美しい配色で塗ってくれた。
直美 san

・ 銀賞は「ぎょうずい」2点
同じ絵でも随分印象がことなっている。十人十色のぬりえのよさが銀賞と銅賞の作品では表れた。
オレンジの手ぬぐいは日本の方、黄緑の手ぬぐいはドイツの方の作品である。
日本の方は、色合いが明るく優しく、朝顔の色は日本の朝顔の色を思い出して塗っているようである。
ドイツの方の作品は、黄~黄緑~緑~茶の同系色の色のコーディネートの美しさで選ばれた。行水をする盥(タライ)の色が日本の盥の色ではなく、やはりドイツの木の色の感じがするのが面白いと思った。
ミエコ san  Angelike san
・ 銅賞は、このような塗り方をどこでも見たことがないが不思議な魅力と塗り方で選ばれた。
点描派のスラーのように色を少しづつおいて、遠方からみると色が混じってみえるようなぬり方である。
 海外でぬりえをしていただくと、このように思いもかけない作品出会えることが大変嬉しいことである。新しい刺激を貰うことができる。
Marjan san

 このグループでは、作品を塗った人をカプラーさんはよく知っているからと棄権されて、独日協会の松島さんと私の二人で中心になり選定した。選考が済んでからわかったのだが、銀賞に選ばれたドイツの方の「ぎょうずい」の作品というのは、実は馬の獣医さんをしているというカプラーさんの奥様であった。また銅賞になった方もお知り合いのイラストレーであることが分かった。テクニックを持っているはずである。

これらの作品は、23日の午後に受賞者の発表と、賞品が授与がされることになっている。少しでもこのぬりえコンテストにより、ぬりえを通じて日本の文化や伝統に触れ、こどもは勿論、大人にとっても、ぬりえの楽しさを感じていただければ幸いである。

投稿者:Webmaster |投稿日:07/12/16 (日)

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