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1月の美術館ニュース
新年明けましておめでとうございます。今年も楽しいぬりえの企画、情報発信をしてまいりたいと思っております。今年もご来館をお待ちしています。
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々に合った季節のものやテーマを儲けて月毎に展示しています。 このコーナーでは、月替わりのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:いいおしょうがつ
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
寄 贈:小沼 秋成氏
今月のエントランスは、お正月のぬりえを展示しています。
日本人にとってお正月は特別な行事のような気がしますが、皆様はいかがでしょうか。12月31日が終わり、1月1日に日が変わると、世の中の空気、雰囲気がまるで違うように感じるのは、私だけでしょうか。
元旦が真新しく、神々しく感じられ、そのような気持ちになると、今年一年の世界の人々の幸福や健康、家族の幸せを願わずにはいられません。
この気持ち、感じ方は、日本人の心の奥深くにあるもの、DNAと言ってもいいかも知れません。
今世界では、日本が大変人気になっています。歌舞伎、能、生け花などの従来からの伝統文化だけでなく、アニメ、マンガ、和食、武道、建築、和食等などが日本文化として、外国の方々に大人気なのです。日本のマンガを読み、日本的な世界観を面白いと思い、日本の柔道や空手などの武道を学ぶ。好きな食べ物は寿司という子どもたちも現れてきました。少し前までは、「日本人はローフィッシュ(生の魚)を食べる」と少し嫌な顔をされたものですが、日本食は健康的な食べ物として寿司は好評です。ほんの一例ですが、このように日本文化が世界に広がっています。
ところが私たち日本人は、日本に生まれただけで、日本のことを知らずにいても、日本人として過ごすことができます。しかし、例えば、外国の人から日本について質問されたとき、上手く回答することができるでしょうか。
日本の伝統、風俗がきいちのぬりえの中にはあります。小さい頃から、子どもたちにぬりえを通して日本を知ってもらうことができたらと願っています。
今年もぬりえについて、ご一緒にお話ししませんか。(館))
『ぬりえを旅する』発刊
ぬりえ美術館館長の金子マサが、世界各国のぬりえ事情を調査。
この度、ぬりえ美術館館長金子マサによる、世界のぬりえを調査した著作『ぬりえを旅する』が発刊となりました。
今回調査対象となった国は、●アメリカ編(ニューヨーク・シアトル)●チリ編(サンディエゴ)●ロシア編(モスクワ)●イタリア編(ボローニャ)●ベトナム編(ハノイ)です。
幼稚園の訪問、先生や親のインタビューとアンケート調査。出版社及び関連施設訪問から各国のぬりえ文化を分析、解説したものです。
『ぬりえを旅する』
小学館スウェア刊
金子マサ・山本紀久雄共著
1,200円(税込)
「本書を通じて、ぬりえの魅力とその広い可能性を感じていただき、ぬりえに触れるきっかけとなれば幸いでございます」 金子マサ
2008 Winter in 町屋
●第3回●ムラマツ製菓
ムラマツ製菓はウィスキーボンボンなど昔懐かしい味を守り続けている飴菓子製造販売店です。
初めてウィスキーボンボンを作ったことでも知られている創業120年の歴史あるお店で東京下町、町屋名物の一つです。そのウィスキーボンボンは、チョコレートではなく、お砂糖の衣につつまれている素朴なボンボンです。種類は、ウィスキー、ワイン、日本酒と多彩です。色がカラフルで可愛らしい、そしてちょっぴり大人の味。
昔懐かしいボンボンを町屋土産にいかがでしょうか?
【ぬりえ美術館 メディア情報】
○JAFMATE1月号に美術館情報が掲載されます。掲載記事はJAFMATEホームページでも、ご覧いただけます。
○12/29(土)9時から放送のテレビ東京『アド街ック天国』(年末2時間スペシャル~京成線タウン特集~)にて紹介されます。
○テレビ朝日『ちい散歩』にて美術館とぬりえサロンの様子が放送されます。1/16(水)頃の放送予定です。
今月のエントランス
1月のエントランスは小沼秋成さまより当美術館に寄贈していただいたものの中から季節感のある作品を選り抜き展示しております。
冬の寒さに負けないで羽根つきする姿やおしゃれして出かける姿の元気な女の子。いろりや火鉢で暖をとる懐かしい姿の女の子。ふわふわ暖かでやわらかい猫と遊ぶ女の子をどうぞ見にお出かけください。
【展示室のご案内】
ドイツ展を記念して2月24日(日)までドイツで収集されたぬりえを中心に展示いたします。
投稿者:staff |投稿日:07/12/24 (月)
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