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キューバのぬりえ寄贈


キューバ共和国大使館の文化・報道担当一等書記官であるアルバ・ソト・ピメンテル様が来館され、キューバのぬりえや絵本を寄贈していただきました。
アルバ様は女性の文化・報道担当一等書記官でいらっしゃいます。ご自身も5歳のお子様をもっていらっしゃるそうで、日本にぬりえの美術館があるということに高い関心をもっていただきました。

寄贈していただいたぬりえのいくつかをご紹介しますと、キューバの独立戦争に参加した人や独立の歴史を描いたぬりえは、誰もが知っている物語をぬりえのしたものだそうです。
歴史的なものを語り継いでいくという姿勢がうかがえます。また歌とぬりえと題して、
右にはぬりえ、左には歌の歌詞をつづったぬりえなどもあります。
キューバは、教育に力をいれているそうですから、このような歴史的なぬりえなどがあるのでしょう。自国の歴史を知っているということは大変重要なことだと思います。
そのほか、鳥、飛行機など多数のぬりえを寄贈していただきました。
お返しに、「ぬりえ文化」「ぬりえの心理」と「きいちのぬりえBOOK」をプレゼントいたしました。
アルバ様は文化・報道担当ということもあり、キューバのハバナで毎年開催されているハバナの図書展をご紹介されました。世界20余国から出版社が集まり本の見本市を開催しているそうですが、そこでは同時にその国の文化を紹介しているのだそうです。2009年2月に開催予定の図書展でぬりえを紹介してはいかがですとお誘いを受けました。
キューバでも、日本のマンガ・アニメが放送されているそうですが、開催できれば、日本には魅力的なぬりえがあるということを紹介するいい機会になることでしょう。
アルバ様は、子供時代に、ぬりえも着せ替えもしたそうです。ぬりえ美術館をみて、キューバにもぬりえの美術館はないので、いい物を見せていただきましたと、喜んでいただきました。

投稿者:Nurie |投稿日:07/09/06 (木)

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