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世界ぬりえ大会

7月15、16日に開催される世界ぬりえ大会の第一次のぬりえの審査が昨日実施されました。
幼児から97歳の高齢者のまで、又世界からの作品を含めて895点の応募がございました。
年齢別にわけて、佳作とグランプリを選びました。

審査委員長は日比野克彦先生(東京芸術大学美術学部先端芸術表現科助教授)、審査副委員の古賀良彦先生(杏林大学医学部精神神経科教授であり国際ぬりえシンポジウム運営委員長)と私、そして審査員の山崎宏先生(日本画家、文星芸術大学美術学部講師)の4人で、それぞれの部門のぬりえの中で、自分が「この作品!」と思う作品に、印をつけていき、選んでいきました。これはと思う、素晴らしい作品が残っていきました。
海外の作品は国の個性がでていますので、大変興味深いものでした。色使い、塗り方、描き方、暖かい感じ、クールな感じ、可愛い感じ、強い感じなど、国の特徴のようなものがありました。
耳が不自由な方の作品では、大変モダンで個性的なぬりえがあり、絵の意味をずっと考えたくなりました。
高齢者の方も、最近の大人のぬりえの人気からか、数多く応募がございました。
難しいのではと思うような作品に、ご高齢の方々がチャレンジされていて、本当に驚かされますとともに、大人のぬりえ人気は単なるブームではないのだなと実感しました。

ぜひ京王プラザホテルにお遊びにいらして、作品をご覧ください。開催当日も、ぬりえ作品を応募できますので、会場でぬりえを塗って、応募してみてください。

尚、16日(月)には、ぬり絵市民公開講座にて、講演会が開催されます。無料ですので、こちらにも是非お出かけくださいませ。
私の講演は、11時40分頃から12時頃までの予定です。お待ちしています。

投稿者:Nurie |投稿日:07/07/05 (木)

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