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57丁目の本屋「RIZZOLI」に行く


57丁目にある本屋さん「RIZZOLI」に子供の本を探しに行きました。Rizzoliは、1963年に開店した由緒ある出版もしている本屋さんです。その建物は、アメリカの貴重な建築物として、ティファニー、カルティエとならび称されています。
http://www.rizzoliusa.com/bookstore.html


クッションがおかれた窓際の椅子

お母さんと坊やが座っています。

入り口の両脇には、ウィンドーがあり、本が飾り付けとともに、飾られその本のイメージを表現しています。たとえば、ファッションの本では、服の型紙が鋏やピンなどと一緒にに展示されるというよな具合です。
入り口を入ると、右にレジがあり、中央には、90センチほどの高さの台(日本と比較すると随分高いように思います)に、きっと今注目の本なのでしょう平置きされています。
その中から、エリザベステーラーの紫の瞳がよく分かる横顔が表紙になって伝記物を購入しました。

店内はそれほど大きくはありませんが、木造でまるでセピア色の世界に迷い込んだような、本屋さんです。光も煌々としたものでなく、美術館のようにうす明かりで、本屋さんというより、貴族の書斎といったようまたはハリーポッターの学校の図書館といったイメージです。
子供の本は、3階です。入り口を入ってすぐ左手に階段があり、階段で3階まで上がります。CDのコーナーと写真集の奥に57丁目通り側に子供の本のコナーがありました。
小さい四角の小部屋といった感じです。この本屋さん全体に言えることですが、とても本との距離感が身近に感じられ、大変見やすく、本が愛おしくなる感じがありました。広い本屋さんが増えていますが、広いばかり良いものでもないようです。
棚には、それぞれのテーマごとに収められています。平置きの台には、大きいもの、小さいものをまるでモザイクのように、隙間なく置かれています。さすがにこちらの台は、子供用に低い台を使っています。

本は、なるべく表紙が見えるように置かれているも、見やすく選びやすいように思いました。出窓3つの内、2つには窓際にクッションをおいて、座って読んだりできるようになっています。この日もお母さんと坊やが本を探したり、座ったりしていました。
レジの女性は、台の上に足を投げ出して座っています。日本ではお店の中ですから、お行儀がわるい格好だとおもいますが、悔しいかな素敵に見えてしまうのは、NYだからでしょうか。
いつまでもこの中にいたい、素敵な本屋さんです。

投稿者:Nurie |投稿日:06/10/09 (月)

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