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自分の脳で実験をする。やっぱりぬりえは脳を活性化する!


電極をつけて脳の測定中、ちょっと痛々しい

4月27日に東邦大学医学部において、私が被験者になって、ぬりえをした時に脳がどうなっているのか実験をしてきました。頭にいろいろな装置をつけるというので、ちょっと健康診断のような不安や緊張感をもって大学にでかけました。

測定する部屋に入り、助手の方々が測定に必要な電極などを取り付けていきます。このとりつけだけでも、30分ちかくかかります。取り付けけられた頭は、なんだか近未来の映画にでてくるような感じです。
ところが、いざぬりえをし始めえると、測定室の外のことや測定されているということが全然気にならなくて、リラックスしてぬりえをすることができました。
30分間ぬりえをしました。
結果は、血流と脳波の動きから、やはり活発化されていることが証明されました。
ぬりえには集中するとか、入り込むということがありますが、測定が気にならずにできたということも、実はこのぬりえの特長がでていたからということがいえると思います。
自分の体で体験できたことは、非常に大きな自信になりました。

測定の前日に「脳を鍛えていますか?」という記事が読売新聞4月26日に掲載されました。
読売新聞では、「日頃から、脳を鍛えるため、何かに取り組んでいますか?」というアンケート調査をした結果を発表していますが、なんと94%のかたが「鍛えている」と回答されていました。この数字に、皆さんの関心度の高さが表れています。
先日、大人のぬりえサロンがテレビで放映されましたときに、大変な数のお問い合わせをいただきましたが、その背景が理解できました。脳の活性化の関心の高さが、そこにも表れていたのです。
脳を衰えはいつ頃からかんじるものなのでしょうか。
「衰えを感じる」は79%、「「よく感じる」は、男性は50代で、女性は40代で40%に達したそうです。
日本福祉大学大学院教授で、認知神経生理学が専門の久保田競さんは、「1980年代の半ば、脳は使うことで活性化すると分かった。数年前には、認知症も脳を使わないことと関係があるという調査結果がでた。それがきっかけで、高齢者を中心に広く一般の人の注目を集めるようになった」と見ているそうです。
脳の働きに関する研究はさらに進んで「遠くない将来、年齢に関係なく、『これだけトレーニングすれば認知症にならない』というプログラムのようなものができるだろう」と久保田教授は話されています。

脳の研究を背景に、脳の活性化のために様々な商品がでていますので、継続してできなければ、活性化につながりません。そのためには、ご自分の好きなもので、継続できるものに取り組まれるといいのではないでしょうか。これは私の私見ですが、脳には様々な部位がありますので、一つのものだけをするのではなく、お好きなものをいくつかすることがさらにいいのではないかと思います。

投稿者:Nurie |投稿日:06/04/28 (金)

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コメント

認知証には、成りたくないので、良い商品がでたら、紹介して下さい。あまり面倒なのは、続かないと思います。

投稿者 坂本 俊子 : 2006年05月19日 14:40

ストレスが溜まってくると、不思議とぬりえがしたくなります。

海外のキャラクター物とか、動物とか、カエルとか、あり得ないポップな色で塗ったりして、めっちゃ楽しんでます。

と~っても上手に出来ても、誰に見せるわけでもないのが残念です。

こんな大好きなことで、脳が活性化できるのなら、いくらでもやっちゃいます。(^o^)

投稿者 じゅんじゅん : 2006年05月20日 22:09

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