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きいちのぬりえには四季があり、品格があり、それが気持ちよい!

「大人のぬりえサロン」に参加している若い方にきいちのぬりえの魅力をお聞きしてみました。リアルタイムで塗ってきた私には気が付かない魅力を説明してくれました。
きいちのぬりえには、日本の四季の移り変わりが描かれている。
描かれた女の子は、いずれも躾のよい上流の女の子で、とても品がよい。

その2つがあいまって、「晴れとケ」というか、メリハリとでもいうようなものがあり、いつもカジュアルに過ごしている自分たちとは違い、その品のよさが凛としていて小気味良い。
描いていると、普段とは違う特別の生活、情景、ぬりえの少女の品格にすっかり魅了されている自分に気が付く。
そのような生活があったことを羨ましく感じると饒舌に語ってくれました。

当時もそのような生活を誰もがしていたわけではありませんでした。同じように憧れの気持ちでぬりえの中の少女を塗っていました。
しかし現代の生活は、贅沢に豊かになりましたが、きいちのぬりえに描かれたような品格の世界、道徳的規範は無くなりつつあるので、そこに新鮮な魅力を感じくれていることに嬉しく思いました。

投稿者:Nurie |投稿日:05/12/12 (月)

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