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ぬりえ美術館見学会


ぬりえに見入る参加者

■江東区森下文化センターの「絵の中のモード」~挿絵・ぬりえの中の女性~の講座の方々17名が、2月4日(金)ぬりえ美術館に来館されました。

■当時のぬりえの特徴、人気の理由、役割などぬりえ全般の解説、蔦谷喜一の歴史、美術館を訪れる女性の感想をご説明し、そしてぬりえ美術館にきてぜひ感じていただきたい、取り戻していただきたい日本人の豊かなこころなど1時間に亘り解説、ぬりえを文化に高めたいというロマンをお伝えして解説は終了いたしました。

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(左の写真)来館者のぬりえや感想を見る参加者  (右の写真)参加者の男性が塗ったぬりえ:浴衣のぼかしや風鈴・うちわ立てに陰影があり、やはりこの当時をよく知る方の上手なぬりえとなっています。

●参加者の中には、男性でも子供の頃に塗ったものだとぬりえ体験コーナーで上手にぬりえを塗ってくださったり、「いくら日本画を勉強したからと、一発勝負で亜鉛の版に直接描くとは、信じられないな?」という質問もでました。
日本画は線が命です。絵の勉強をする上で筆遣いをかなり勉強し、確かな技量があったからこそ、できた業だったのでしょう「。反転させて描くのも、きいちは上手だった」と版元さんからお聞きしたことがあります。

●「探したら、ぬりえがでてくるかも知れない」と言ってくださった女性の方もいらして、
解説の後は、皆さんぬりえを見ながら、思い出話に花が咲いていました。

★団体はご相談ください。
20名程の団体になりましたら、解説付きでご案内をいたします、美術館までご相談ください。(尚、日程は調整させていただきます)

投稿者:Nurie |投稿日:05/02/07 (月)

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