秋が深まったというより、一気に冬になったようです。最近は四季ではなく、夏と冬の二つの季節の感じがします。残り二ヶ月を健康に幸せに過ごしましょう。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
11月のエントランスは、「一生懸命お稽古」と題しまして、様々なお稽古がテーマのぬりえを展示しています。
誰もが歌を好きかと思いますが、皆様の心にはどのような歌が思い浮かびますか。
昭和20~30年代の子どもの歌と言えば、文部省唱歌と童謡ではないでしょうか。今でも歌われている歌が沢山あります。われは海の子、茶つみ、虫のこえ、はと、海、おぼろ月夜、つき、かたつむり、池の鯉、人形・・・歌詞が難しいのですが、子どもながらに良く歌っていたものだと思います。
童謡は戦後に史上空前の童謡ブームというものが起こり、童謡歌手らが誕生して人気となり、可愛い歌声を聞かせていました。川田正子、孝子、美智子姉妹や安田祥子、章子(由紀さおり)姉妹、小鳩くるみ、松島トモ子、近藤圭子等など、多数の歌手がレコードや少女雑誌などにその顔を出していました。
当時の童謡のレコードには踊りの振り付けがついていて、歌と一緒に踊れるようになっていました。今でも覚えているのは、「可愛い魚屋さん」のレコードですが、そのレコードに振り付けが付いていたように思います。短い曲ですから、子どもでも歌って、踊れたのでしょう。
時代は進み、今は学校でダンスの授業が行われるようになりました。現代の音楽を聴いている子どもたちにとって、音と一緒に体も自然と動いてダンスが楽しいのでしょう。(館)