東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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10月の美術館ニュース (1)

オリンピック、パラリンピックが終わり、季節は確実に秋になってきました。空気、風が気持ち良い季節、マスクは外せませんが外にでて行きたいですね。秋を感じましょう。

 
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 
   

JP007025-640.jpgタイトル:わたぼうしのはなよめさま
作  者:きいち
年  代:昭和30年代


     
10月のエントランスは、「ブライダルシーズンの秋」と題しまして、花嫁さんがテーマのぬりえを展示しています。
 

最近の結婚式は海外の影響をうけて6月のジューンブライドが人気のようですが、昭和の時代は結婚式と言えば、天候の良い「秋」に開催されたものでした。そのため今月は「ブライダルシーズンの秋」といたしました。


左のぬりえは「わたぼうしのはなよめさま」ですが、花嫁さんは文金高島田とよばれる日本髪にしますが、その日本髪には“角隠し”(つのかくし)と呼ばれるものとこの“綿帽子”とよばれる髪の被り物を使用します。そしてこの綿帽子の場合は白無垢の着物にだけ用います。そして結婚式のときだけに着用し、披露宴ではほかの着物やドレスに着替えるのだそうです。

一般的には裾引き黒振袖姿が多く、その後打掛姿が人気となり、またこの白無垢に綿帽子の花嫁姿が見られるようになりました。


和装の花嫁姿に髪を文金高島田にするのではなく、洋髪に着物という花嫁さんもいらっしゃいました。この花嫁姿は現在また人気となっているようで、友人の娘さんがこの姿で結婚写真を残しています。時代の流行というものがありますが、これからも和装の花嫁姿が見られると良いですね。(館)

Posted: Nurie : 21年10月02日 | 美術館ニュース

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