東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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3月の美術館便り(2)

《弥 生》
P1190010-640.jpg長唄「鏡獅子」の中の御小姓の弥生が正月六日のお鏡曳きの余興に、上様の御所望で踊ることになる。
舞が最高潮に達し、弥生が獅子頭を手にすると、どこからともなく蝶が飛んできて、獅子頭は蝶を追ってひとりでに動き出す、という場面を描いた美人画。
この後、弥生は獅子の精となり、勇壮な姿を見せ、獅子の毛ぶりを見せる。
日本舞踊が好きであったきいちならではの作品である。


《桃子ちゃんのはごいた》
P1210020-640.jpg小学館発行の「わたしのきいち」の表紙につかわれた絵である。


《桃子ちゃんのおひなさま》
P1220033-640.jpg続けて、桃子ちゃんのために描いたおひなさまの絹本。


《春よこい》
P1220035-640.jpg着物に赤いちゃんちゃんこを着た幼子。春が待ち遠しくて外にでてきたのでしょうか。


《桃子ちゃんのなでしこ》
P1220037-640.jpg



《おけいこび》
P1220044-640.jpg



《はくちょうのおうじ エルザひめ》
P1220041-640.jpg「白鳥とエルザ姫」
魔女の呪いで、白鳥にされてしまった11人の兄王子をたすけるため、妹のエルザ姫がイラクサ(トゲがいっぱいあるくさ)を紡いで、11人分のシャツを編んで兄を助けるというアンデルセン童話「白鳥の王子」。



これらの絹本の他に、ぬりえ類は春をテーマにした「花、桜」、「ペット」、「遊ぶやスポーツ」、「お人形」をテーマにした作品を、展示室中央の什器に展示をしております。


きいちのぬりえと晩年の絹本をどうぞごゆっくりご覧ください。

Posted: Nurie : 21年02月28日 | 美術館だより

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