海外ぬりえ研究室 No.76 今月はギリシャ編です
今月はギリシャのアテネの街のぬりえ本を紹介いたします。
2004年に開催されたギリシャ・オリンピックを前に最新のアテネの町並みを紹介するぬりえ本で、「2004年のアテネをぬりえしよう」というタイトルになっています。
アテネと聞けば、誰しもが頭に浮かぶものは”アクロポリス”でしょう。
アテネは紀元前5世紀には強力な都市国家でした。当初から市民の自由、人間の権利を
尊重、民主主義を市民に教えていました。これらは後にヨーロッパに大きな影響を与えたことは知られています。
そして21世紀のアテネは、金融、経済、産業の世界都市としてなっています。
又アテネは最初の近代オリンピックが開催されて地であり、2004年は初回から108年後の二度目のオリンピック開催となりました。
その現代アテネをぬりえしてみましょうということで、アテネの歴史的に有名な場所が描かれています。
まずは最も有名で代表的なものはアクロポリスの丘に建つパルテノン神殿でしょう。紀元前447-438に建てられた古代ギリシャ建築です。アクロポリスは世界遺産になっています。
ヘロディス・アッティコス音楽堂は、アテネのアテナイのアクロポリス南西麓にある屋外音楽堂、劇場で、白大理石で作られた客席の収容人員は約5000名であったそうです。
その他ギリシャ議会の議事堂、アテネアカデミーなど著名な建築物が描かれています。
オリンピックの前年にアテネを訪れていた私は、このぬりえ本を購入したのですが、15年ほど経た今このぬりえ本を見るとあの時に訪れた場所を思い出します。
この会社のぬりえ本には他にクレタ島、サントリーニ島、キプス島、ロードス島などのぬりえ本が出版されていて、これらの本を”塗って、学ぼ”うという副題が付けられています。
今月のエントランス
「トロフィー」
作者:きいち
年代:昭和30年代
運動会等で優勝者、又は優勝チームには大きなトロフィーが与えられました。
こんな大きなトロフィー、貰ったら嬉しいでしょうね。鉢巻き、ブルマー姿も懐かしいです。
ぬりえ美術館メディア情報
○東京MXテレビ「東京インフォメーションGW特集」で紹介されました。
展示室のご案内
★5月まで「きいちの春・きいちの夏」を開催しています。元気な子どもたちがいっぱいだったあの頃、春から夏の季節の子どもたちの輝きの姿をご紹介いたします。
★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。