東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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10月の美術館ニュース(2)

海外ぬりえ研究室No.69 今月はイタリアのマンダラ編です。

今月はイタリアのマンダラをご紹介いたします。
   
1冊目は、「MANDALA Kids」子ども向けのマンダラの本です。
欧米の国では、マンダラが子ども向けに広く活用されています。幼稚園の中でも使われていますし、本屋さんにも様々なマンダラが子どもさんのために販売されています。
子ども向けですから、絵が単に幾何学模様ばかりではなく、ここ紹介したように”てんとう虫”であったり、「あひる」など子どもが好きそうな絵が取り込まれています。そのような絵であれば、子どもたちが取り組みやすくて、塗ってみたいなと思わせるものだからと思います。
てんとう虫、あひるのほかにもいるか、ちょうちょ、猫、花、草の葉、星、楽器に音符など様々な形が描かれています。これだけの柄があれば、どれか好きな絵が見つかるといえますね。
小さい子どもさんでも好きな絵から塗って、収集力を養っていくことでしょう。
 

2冊目のマンダラは「MANDALA Junior」ジュニア向けマンダラとありますので、キッズより少し大きくなった子どもたち用のマンダラの本と思われます。
絵はすべて幾何学的なものばかりで、ページごとに柄が複雑に重なっていきます。この本には色見本がついていますが、配色も同様に複雑になっています。

マンダラに慣れていない私たちには、この色見本があると塗りやすく、マンダラに馴染んでいけそうです。このように複雑なマンダラを美しく配色して完成できたら、達成感が大きいと思います。
小さい頃からマンダラに慣れているイタリアの子どもたちにとっては、複雑なマンダラも楽しいものなのかもしれませんね。


来月はイタリアのマンダラの本をご紹介いたします。お楽しみに。


今月のエントランス

「トースト」
作者:きいち
年代:昭和30年代

トースターでパンを焼いて、バターを塗るというのも、この当時にしては大変お洒落なことだったのです。オーブントースターが出てくるのは、このトースターの後ですから、時代の変化を感じます。

ぬりえ美術館メディア掲載情報
○9/18(祝)テレビ東京「朝の!さんぽ道」にて紫吹淳さんが来館された様子が放映されました。
○10/4(水)毎日新聞「だいあろ~ぐ 東京彩人記」に、館長の金子マサが紹介されました。

Posted: Nurie : 17年10月07日 | 美術館ニュース

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