東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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3月の美術館ニュース(2)

海外ぬりえ研究室No.65 今月はチリ編です。
今月はチリのぬりえ本をご紹介いたします。

最初の本は、アライグマが表紙のぬりえ本です。「隣の侵略者」というタイトルが付いています。たぶんこれはテレビでやっているアニメのぬりえ本と思われます。
中に描かれているのは動物ばかりで、アライグマのほかに亀、豚のような鼻をした毛がフサフサして尻尾でぶら下がることもできる動物などが描かれています。
この本は、本当に塗ることだけに特化したぬりえ本になっています。紙質もいいので、チリでは高級なぬりえ本に当たると思います。
      


2冊目は、「色のために」と副題がついています。
この本はぬりえですが、色えんぴつを使ってどのように絵を描いていくかを勉強するための本のようです。
本のタイトルにあるRapeluchoがこの主人公の名前なのでしょう。男の子が想像する様々な光景を絵にして、そこに色を塗っていきます。カラフルな色使いですが、陰影があって優しい感じのする絵になっています。

このRapeluchoは、シリーズになって12冊もの本が発売されていますので、人気の本なのでしょう。
こちらも紙質がいいので、高級ぬりえ本になると思います。
      


今月は大変珍しいチリのぬりえ本でした。
来月もどうぞお楽しみに。


今月のエントランス

「バレーのレッスン」
年代:昭和30年代
作者:きいち

最近の日本のバレーの世界は世界的なコンクールで何人もの若いバレーダンサーの方々が優勝するほどレベルが高くなっています。
昭和20~30年代にはバレーへの関心も高くなって、少女雑誌にバレー物語の小説や漫画が掲載され、又バレリーナの方々の写真も取り上げられていました。そのような社会の影響を受けて、ぬりえの世界でもバレーが沢山描かれていました。
バレリーナの姿はとても素敵で、憧れのヒロインでした。


ぬりえ美術館メディア情報
○東京都交通局発行フリーマガジン「とでんで」3月号、”都電沿線散歩MAP”に掲載されます。
○光文社発行Mart別冊「スプラウト」、『寄り道しながら訪ねてみたい。「小さな美術館」に出かけてみませんか?』に掲載されます。


展示室のご案内
★3月~5月まで春の企画展
「きいちの春夏秋冬」~春夏秋冬のきいちの少女の世界展~を開催しています。

★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 17年03月05日 | 美術館ニュース

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