東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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12月の美術館ニュース(1)

師走となりました。暮れに向かい何かと気ぜわしくなりますが、一年の締めくくりを、しっかりとやって行きたいものです。それには風邪などひかない様に気をつけましょう。
 

ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:かんざし
作  者:きいち
年  代:昭和20年代   

12月のエントランスは、「着物で冬を華やかに」をテーマにした着物のぬりえを展示しています。
きいちの着物姿のぬりえには、人気があり、子どもの頃から着物を塗っていたと来館者の方からよくお聞きします。
それはきいちの着物が浴衣のような簡単なものではなく、花嫁さん、舞妓さんのように特別豪華な着物姿が多く描かれていたので、まだまだ豊かとはいえない時代に、少女の心をつかんだのではないかと思います。


当時の子どもたちは着物を着る機会が今よりずっとあり、着物を着るということにも慣れていたのかもしれません。

私の小さい頃の写真を見ますと、4、5才の旧正月に着物を着て、長羽織を着ています。祖母が和裁が出来たこともあり、夏、冬と季節に合わせて着物を作ってくれましたので、季節ごとに着物を着るというより、着せられていたのかもしれません。


会社勤めをするようになり、会社のある銀座には何軒もの有名呉服店が軒を並べていますので、とてもいい目の保養になったものです。
冬の時期は着物を楽しむにはぴったりの時期ですし、着ている人を見るのも楽しいものです。


今年の冬、又はお正月に着物を着てみるのはいかがでしょうか。(館)

Posted: Nurie : 16年12月03日 | 美術館ニュース

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