東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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10月の美術館ニュース(2)

海外ぬりえ研究室 No.60 今月はスイス編です。

今月はスイスのぬりえ本をご紹介いたします。過去に2012年12月、2015年2月にスイスのぬりえ本をご紹介しています。

今回ご紹介する1冊目のぬりえ本は、ジュネーブで購入したものです。スイスは公用語が何ヶ国語かあり、ジューネーブはフランス語が使われています。
      

「Bonne fete MAMAN」は、お母さんの良いお祭りとでも訳すのでしょうか。お母さんの一日の生活やお母さんと過ごす様子などを描いています。この本をすべて塗ったり描いたりした後は、この本がお母さんへのプレゼントになると説明されています。
可愛いと思うぬりえ本は、やはり絵の印象によるところが大きいと思いますが、このぬりえ本もお洒落で可愛いと思いました。
日本では、アニメのぬりえ本しかありませんので、そういう点では残念だなと思います。


2冊目の本は、同じくジュネーブで購入した海賊を描いたぬりえ本ですが、この本の素材が面白いと思いました。
   

ツルツルしていますので、絵の上に透明のフィルムをのせているようです。表紙にはマジックインクがついています。ツルツルの紙には色えんぴつでは塗れませんので、マジックを使うようにこの画材がついているのでしょう。
海賊を描いた線が大変はっきりとしているので、小さい子どもでも塗りやすいと思います。

2012年12月のスイスのぬりえのご紹介では、黒いページのぬりえ本をご紹介したのですが、今回のツルツルぬりえ本も他では見たことがないものでした。
海外に行ってみますと、本当に珍しいぬりえ本を発見することがありますので、大変楽しいですね。

来月もどうぞお楽しみに。


今月のエントランス

「おんぶしてあげましょう」

年代:昭和30年代
作者:きいち
お人形遊びを背中におんぶしただけで、お母さんのように赤ちゃんをあやすような気持ちになって遊んだものです。あの当時のお人形が今より大きかったからできたことですね。


ぬりえ美術館メディア情報
・読売新聞7月19日(火)付け夕刊、”シティライフ”のコーナーで紹介されました。
・荒川区ACC発行の「ほっとタウン」9月号の”1マイルふらっと散歩”のコーナーで紹介されました。


展示室のご案内
★亜紀の企画展「ぬりえはファッションのテキストブック」を開催し、素敵なファッションのぬりえを展示しています。
★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 16年10月10日 | 美術館ニュース

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