東京都荒川区町屋 土日祝日のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2月の美術館便り

今月は1月につづき、今起こっている新しいぬりえのことについて、ご紹介していきたいと思います。

先日東京駅近くの丸善書店に行ってみました。行って、ビックリ。その種類の多さに驚かされました。数えてみたところ細密画のぬりえ本だけで、70種類ほどのぬりえがありました。ぬりえに描かれているのは、植物(花、葉、)が最も多くて、その他に海、動物(園)、猫、ふくろう、名画(ゴッホ、ミッシャ、ウィリアム・モリス)、お姫さま、妖精、おとぎ話、不思議の国のアリス、ディズニー、魔法の街、都市、お店、パリの街角、星や花のマンダラ、インド文様のペイズリー、イスラム文様とモザイク等々、様々なテーマの細密画のぬりえ本がありました。
 このだけのテーマがあれば、誰にでもご自分の好きなテーマのぬりえ本を見つけることができるのではないかと思います。ぬりえといいますと女性が好きなものですから、女性好みのテーマの絵が多いわけですが、ぬりえの中で植物に触れているだけでも気持ちが落ち着いていくような思いになります。
 

従来のぬりえ、例えばきいちのぬりえと違う点は、細密画ですから一つのモチーフが大変小さい、細かいことです。きいちのぬりえは少女が中心で、その少女の服をどんな風に塗っていくかということになりますが、細密画の場合は、花、葉、茎など、一つのパーツが細かくてそれがつながって構成されているという点が大きな違いだと思います。

この小さい部分に集中して塗っていくことによって、精神の集中が図られ、頭の中で何も考えないことにより、頭がすっきりしてくるのではないかと思います。忙しい社会生活の中で、集中するということはなかなか難しいことで、人はいろいろなことを考えすぎてしまうことがありますが、細密画のぬりえは集中することを容易にさせてくれるのではないでしょうか。
このぬりえを綺麗に仕上げるためには、色の統一感をどのように持っていったらいいのだろうかと最初は私も考えていましたが、それよりも集中するということがこのぬりえ本によって得られる最大の効果ではないかと考えるようになりました。上手に塗るのはその後でいいのではないかと。
ですから、「まずは塗ってみる」ことをお勧めいたします。
 

2月の2日~9日まで日本橋三越のステーショナリー売り場で、きいちのぬりえ本が展示されていましたので、三越にも行ってみました。こちらでは、従来型のぬりえですから、可愛い少女が並んでいました。ここで発見したのは、新しい文具類で、新しいタイプの画材が発売されていました。子どもの頃には、クレヨンやクレパスで塗りましたが、最近は色えんぴつで塗っています。子どもさんはクーピーなどの芯の太い画材が中心ですが、大人の方はほとんど色鉛筆だと思います。
ぬりえサロンでも使っていますが、背景を塗るさいには色えんぴつですと、細い芯なので時間と手間がかかり、その上鉛筆の線の跡が残りやすいのです。ところがクレヨンの芯のように太いのですが、昔のクレヨンより発色がよく、色が伸びて塗り易い“ゲルマーカー”を使うようになりました。そのゲルマーカーの新商品を見つけました。クレオロールというゲルタイプのクレヨンで、はっきりとした色味のグループのブリリアント、パステル、ラメ入り、メタリックと多彩です。滑らかで力をいれなくても、ス~と伸びてくれます。大きな紙面を塗る場合にとてもいいと思いますし、お手紙を書く際にもラメやメタリックで文字を入れて目立たせたりと様々な使い方が出来そうです。
子どものころ、24色のクレヨンか色えんぴつに金、銀を見て、すごく喜んだことを思い出しますが、ラメ入りやメタリックなど色が豊富になり、いろいろ使ってみたくなります。


その他にも、パイロットがぬりえの募集をされていますが、フリクションカラーズというカラーペンでは、色をぬっても消すことができるタイプのカラーペンですが、このフリクションカラーズを使って、HPにあるぬりえを塗って投稿しようというぬりえのキャンペーンをされています。色が消えてしまうなんて、夢のような話ですね。
ぬりえが流行してくれば、当然画材の広がりがこれからも期待されます。1月号にも書きましたが、ぬりえを塗るのに、色えんぴつばかりではありません。マーカーや蛍光ペン、ボールペン、筆ペンなど、様々な画材で挑戦してみるのも、面白いと思います。色えんぴつとは違う絵の仕上がりが期待できます。


子どもばかりでなく、これからは大人の人もぬりえにチャレンジして、自分の時間を豊かにして楽しんでいただきたいと願っています。


きいちのぬりえは3月に大判ぬりえの新商品、「ペット編」が発売予定です。犬、猫、インコなど可愛いペットの絵が掲載されています。どうぞきいちのぬりえもお楽しみに。(館)

Posted: Nurie : 16年02月11日 | 美術館だより|

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