今年は暖冬ということです。2月は梅ばかりでなくほかの花の便りもいつもより早いかもしれません。身もこころも楽になり、お出掛けしたくなりますね。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:ぽちとみけ
作 者:きいち
年 代:昭和20年代
2月のエントランスは、「春を待つこころ」をテーマにしたぬりえの展示しています。
タイトルは、「ぽちとみけ」という動物を描いたぬりえです。昭和20年代は、犬や猫の名前といえば、“ぽち”や“みけ”というのが一般的だったのではないでしょうか。
「花咲じいさん」の歌にも、「裏の畑でぽちがなく・・・♪♪」と犬の名前はぽちになっています。
どちらが先かわかりませんが、犬をぽちと命名することが多かったように思います。
みけは、三毛猫から来ていると思います。最近三毛猫が少なくなっていると聞いたことがありますが、犬、猫にも流行があるようです。
犬派、猫派と好みはありますが、昔は両方飼う家も多かったと思います。猫はねずみをとってくれますし、犬は番犬として活躍してくれますから。
私はどちらかと言うと犬の方が好きですが、祖母が猫好きであったのでどちらも飼っていました。
子どもは猫かわいがりしますので、猫をぎゅっと抱いてしまって、猫が嫌がっていたのを思い出します。そういえば猫を抱いて撮った写真があります。地面がぬかるんでいましたので、霜柱が暖かい日差しの下で溶けてぬかるんできていた春の初めの頃のことでしょう。
これから温かくなってくると犬の散歩も楽になっていいですね。犬も喜んでいると思います。
春というと皆様は何を思い浮かべますか。(館)