東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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11月の美術館ニュース(2)

「海外ぬりえ」研究室 No.49 今月は、アメリカ編です。

今月は、アメリカのぬりえ本をご紹介いたします。今回で3回目となります。
今回は妖精(Fairlies)とエッシャーのぬりえ本です。

   

妖精のテーマはお姫様と同様に海外のぬりえにはよく見かけるテーマです。ファンタジー、夢というものを感じさせるからでしょうか。
今回は妖精のテーマの本を3冊ご紹介しています。
「Trolls,Elves and Fairies」(巨人、小人、、小妖精、妖精たち),「Deluxe Fairies」、「A-Z Garden Fairies」
どれもお花畑で戯れる妖精たちが描かれています。


海外でのぬりえ本は、子どもたちが塗るための本として作られていますが、今回のぬりえ本に描かれた妖精たちは、子ども、子どもした可愛い妖精もありますが、多くはは大人っぽい姿であるのに驚かされます。ちょっと背伸びをしたい子どもたちの憧れの対象なのかしらと思います。
妖精だけでなく、背景に描かれたお花や草木などを塗ることもできますので、植物などの観察にも役に立つぬりえとして良いと思います。

   

もう1冊は、「エッシャーのぬりえ本」です。
マウリッツ・コルネリス・エッシャーはウッドカット、リトグラフ、メゾティントなどの版画製作でよく知られたオランダの画家(版画家)で、ジグソーパズルのように平面を黒と白の模様で埋め尽くす手法や幾何学的趣向の強い作品を作成しています。
1950年代にアメリカの若者たちに人気となったそうです。


この本では、動物、昆虫、魚、人間、鳥などの連続模様が描かれています。幾何学的な模様ですから、大人の方向けにも面白いと思います。
妖精にエッシャー、海外のぬりえの面白いテーマをご紹介しました。
来月はフランスのぬりえ本をご紹介する予定です。


今月のエントランス

タイトル:『おしゃみせん』
年 代 : 昭和30年代
作 者 : きいち

母の子どものころ、この町屋辺りでもお三味線の音が聞こえてきたそうです。伝統的なも
のがこれからも続いていくといいですね。


ぬりえ美術館メディア情報
東京都交通局情報誌「ぴっくあっぷ」 10月号に“都営沿線個性派&注目のミュージアム
として紹介されました。


【展示室のご案内】
★きいちのぬりえのほか、 海外から集めたぬりえ本の 常設展示をしています。
★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、 自由にぬりえを塗って楽しんで いただけます。

Posted: Nurie : 15年11月03日 | 美術館ニュース

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