今年7月はサッカーのワールドカップが開催され、世界のスーパープレイに興奮をしましたが、9月は韓国の仁川にてアジア競技大会が開催されます。五輪種目28競技のほか、非五輪8種目で行われます。秋もきっと日本選手の活躍に燃えることでしょう。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
9月のエントランスは、家のお手伝いをする子どもたちをテーマのぬりえを展示しています。
植木の水やりをする少女。今でしたらホースで水をかけるところでしょうが、バケツにお水をいれ、バケツの中から出ているのは柄杓(ヒシャク)です。右手に持っているジョウロにいれるときに、柄杓を使って入れるのに使います。
水でズボンの裾が濡れたり、汚れたりしないように、裾を捲り上げて、頭にはネッカチーフを結び、しっかりお手伝い用の支度をしています。
植木の水遣りは、季節にもよりますが、朝と晩にしなければなりませんので、毎日の子供のいいお手伝いになります。水遣りは植木ばかりでなく、庭の掃除や家の前の道路などを掃除した際にも、水を撒いておくと気持ちの良いものですね。
荒川区では平成23年12月から、地域ぐるみで初期消火活動を行い、火災による被害を最小限に止めるためとして、町会・自治会の協力を得て、住宅の軒先や植込み、町会会館、防災広場等々に、誰もが容易に使用できる消火用具として赤いバケツが配布されています。
日本では関東大震災のあった9月1日を、1960年に防災の日と定め、国を挙げての防災訓練が行われています。南関東直下地震(首都直下地震)の発生が想定される南関東では、九都県市合同防災訓練の一環として各都県市で総合防災訓練が行われているそうです。
子どもの水遣りから赤いバケツ、防災という話になりましたが、常々防災については気をつけておきたいものですね。(館)