東京都荒川区町屋 土日祝日のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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4月の美術館ニュース(1)

新しい始まりの4月になりました。学校の入学、進学、就職などがありますが、一番心に残るのは小学校の入学ではないでしょうか? 小学校は、子どもながらに緊張する新生活の始まりではないでしょうか。新しいスタートにエールを送りましょう。
 
ぬりえのこころ -今月の一枚-

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:テフテフサンノ アマヤドリ
作  者:フジヲ
年  代:昭10年代
   

4月のエントランスは、昭和10年代のぬりえを展示しています。
きゅうりの枝に雨宿りをする蝶々。とても想像力豊かな可愛いぬりえですね。きゅうりの葉っぱは大きな雨傘かパラソルのようにモダンな柄になっています。
きゅうりのなかにはそれぞれお部屋が覗いています。
こんな風に、想像ができると何をみても楽しいですね。
子どもたちには、空想の世界に遊んでほしくて、フジヲ時代のきいちはぬりえを創作していたのかもしれません。

今月のエントランスには、「お菓子の國」というぬりえを展示しています。ヘンゼルとグレーテルのお話にヒントを得ていると思われますが、着物を着た少女がいる日本のお菓子の国を描いています。


子どもたちはぬりえが大好きですが、それに対して昭和の17年、28年に美術系の大学教授らから「ぬりえは子どもの創造力をなくす」というぬりえの批判文が発表されています。
これに対してきいちは、「ぬりえは絵画の教育ではない。教育とは無縁のもので、あくまで子どもの遊びである。幼い子どもの情操を養う、心の遊び」だと主張していました。「もし、私が"塗るための絵"とだけ考えて絵を描いていたら、もっと違った、教育的なものを描いていたと思う。しかし、私は美しい絵を描きたいから描いてきたのだと思った。美しい大人なり、子どもなりの絵を描きたかったのである。」ときいちは言っていました。


そんなきいちの考えから生まれた美しい絵が子ども達のこころを捉えて、人気となっていったのです。(館)

Posted: Nurie : 14年04月06日 | 美術館ニュース|

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